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ウィルコが、13枚目となるスタジオ・アルバム『カズン』を2023年9月29日にリリースする。今作からリード・シングルの「エヴィクテッド」が配信となり、リリック・ビデオも公開された。
ウィルコのフロントマン、ジェフ・トゥイーディーは、「僕は世界のいとこなんだ。血のつながりは感じないけど、結婚して、いとこになったのかもしれない」と打ち明ける。ウェールズのアーティスト、ケイト・ル・ボンのプロデュースによる『カズン』は、ウィルコが『スカイ・ブルー・スカイ』以来、久々に外部プロデューサーと組んだ作品だ。サックス、安物の日本製ギター、シネマティックでニュー・ウェイヴ・スタイルのドラム・マシーンなどに、ル・ボンの影響が感じられ、ウィルコによる最も尖った、刺激的なアルバムとなり、バンドにとって新境地となった。
長年、互いの作品を称賛してきたウィルコとル・ボンは、2019年にウィルコが開催した【ソリッド・サウンド・フェスティバル】で初めて出会った。そこですぐに心を通わせたトゥイーディーは、2022年にル・ボンをバンドの米シカゴのスタジオ、ザ・ロフトに招き、『カズン』の制作に取り掛かった。ル・ボンはバンドにリスクを冒し、確立された強みを転用し、習慣に抗うよう促した。
ル・ボンは、「ウィルコのすごいところは、彼らが何にでもなれること。彼らはとても変幻自在で、どんなジャンルであれ、どんな感触のレコードであれ、彼らのやることすべてに流れる信頼性の糸がある。成功したキャリアの中で、これほど深く物事を変化させることができるバンドはそう多くない」と語ってる。 トゥイーディーは、「ケイトは感情に非常に懐疑的だけど、人間のつながりを疑っていない」と話している。
ル・ボンのディレクションより、『カズン』は、トゥイーディーの真摯な歌詞と声を維持しながら、ウィルコがこれまでに作ったものよりも、どこか冷たく、夜を感じさせるものに進化した。
アルバムからのリード・シングル「エヴィクテッド」からは、愛を失った責任に取り組む姿が見られる。「誰かの心から締め出されるに値する証拠に直面し、議論するのに苦労している誰かの視点から書こうとしたんだと思う。自傷行為はまだ痛み、僕の経験では完全に回復するのはほとんど不可能だね」とトゥイーディーは述べている。
◎リリース情報
アルバム『カズン』
2023/9/29 RELEASE
SICP-31636 2,750円(tax incl.)
Photo: Peter Crosby
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