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テイラー・スウィフトの3枚目の再録アルバム『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』が、ルミネートへの最初の報告によると、発売後4日間(2023年7月7日~10日)で全米で575,000アルバム換算ユニットを超え、2023年にリリースされた全アルバム中最大の週間ユニットを記録した。この内、CD、アナログ、デジタル・ダウンロード、カセットからなるアルバム・セールスは40万枚を超え、こちらも今年最大となった。
『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』は、2010年に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得したテイラーのスタジオ・アルバム『スピーク・ナウ』を再レコーディングしたものだ。22曲からなる再録版には、オリジナル版のスタンダード・トラック14曲に加え、ボーナス・カットや未発表の“フロム・ザ・ヴォルト”音源が新たに収録されている。『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』は、2021年にリリースされたテイラーの再録版『レッド』と『フィアレス』に続くものだ。どちらもBillboard 200で1位を獲得した。
もし『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』が7月22日付(7月13日までのチャート週を反映)のBillboard 200で1位を獲得すれば、首位を獲得したテイラーのアルバムの数は12作となり、女性アーティストではバーブラ・ストライサンド(11作)を抜いて最多となる。また、ドレイクと並び、ザ・ビートルズ(19枚)とジェイ・Z(14枚)に次いで全アーティスト中3番目に多いNo.1獲得数となる。7月22日付のBillboard 200のTOP10は現地時間7月16日に発表される。Billboard 200は、1956年3月から毎週定期的に発表されるようになった。
2023年のアルバム換算ユニット数が最も多かった作品は、モーガン・ウォレンの『ワン・シング・アット・ア・タイム』で、3月9日までの週に501,000ユニットを売り上げた(3月18日付チャート)。今年最大のセールスを記録したのは、Stray Kidsによる『★★★★★(5-STAR)』の初週で、6月8日までの週に235,000枚を売り上げた(6月17日付チャート)。
セールスに関しては、わずか4日間で40万枚以上を売り上げた『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』は、昨年リリースされたテイラーのスタジオ・アルバム『ミッドナイツ』が初週に114万枚を売り上げて以来(2022年10月27日までの週、11月5日付チャート)、全アルバム中最大の売上週を既に記録している。
『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』のセールスの半分以上をアナログ盤の売上が占めている(LP3枚組が225,000枚以上を売り上げた)。これは現代(ルミネートが1991年にセールスの電子追跡を開始して以来)において、アナログ・アルバムとしては2番目に大きな売上週となった。1位はテイラーの『ミッドナイツ』のLP盤で、初週に575,000枚を売り上げた記録に次ぐものである。『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』は、オーキッド・マーブル、バイオレット・マーブル、そしてディスカウント・ストア大手ターゲット限定のライラック・マーブルの3色のバリエーションがある。
『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』の残りのセールスは、CD、デジタル・アルバムのダウンロード購入、カセット・テープの売上で構成されている。
ストリーミングについては、このアルバムに収録されている22曲の7月7日から10日にかけての米国内オンデマンド公式ストリーミング再生が2億回以上を記録した。最も再生された楽曲は、“フロム・ザ・ヴォルト”曲「I Can See You (Taylor’s Version)」で、この4日間のオンデマンド公式ストリーミング再生数は1,300万回を超えた。
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