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チャートのトップに立ち、2021年の【NFLスーパーボウル】ハーフタイム・ショーのヘッドライナーを務め、米HBOのシリーズ『The Idol』での俳優デビューも間近に控えたザ・ウィークエンドは、揺るぎない自信に満ちあふれているように見えるものの、今でも次のプロジェクトが完全に失敗するかもしれないと想定しているそうだ。
今月SNSのプロフィールを本名のエイベル・テスファイに変更した彼は、米ヴァニティ・フェアに対し、「“ブラインディング・ライツ”は大失敗すると思っていた」と語っている。この特集記事では、ほとんど住まなかった、6,900万ドル(約94億円)の米ロサンゼルスの豪邸について語る一方で、ダイヤモンド認定(1,000万枚)された2020年のアルバム『アフター・アワーズ』に収録されているマックス・マーティンとオスカー・ホルターと共作したヒット・シングルが失敗すると確信していたと話すなど、彼のキャリアにおける明暗の両極端について触れられている。
結果的には、この楽曲の魅力的なフックとTikTokでの滑稽なダンス・チャレンジの相乗効果により、「ブラインディング・ライツ」は米ビルボード・チャートの歴史に名を刻んだ。ソング・チャート“Hot 100”では4週1位を獲得したあとにTOP5とTOP10にとどまった最多週数記録を更新し、歴代1位となった。
この楽曲についてエイベルは、せいぜい若いファンにとってザ・ウィークエンドの激動の初期作をより深く知るきっかけになればと考えていた。「僕が14歳の頃のようなダークな音楽を、悩める新世代のティーンエイジャーが発見したんだ。カート・コバーン、ウータン、そして子どもは聴くべきでなかったような曲や、50セントなどだ」と彼は言い、「なんかこう、すげえダークでアメイジングな逃避」と続けた。
傷つきやすい心の物語が延々と語られているザ・ウィークエンドの楽曲は、彼のステージやスタジオにおける確かな判断と相まってヒットしてきたが、自分の才能を信じることに関しては、早くから重要な教訓を得たと彼は同誌に語っている。
エイベルは、「いつも自分に賭けるしかなかったんだ。ザ・ウィークエンドになる前も、人生そのものにおいて。母の胎内から出た瞬間から、“自分に賭けろ。簡単なことじゃないんだよ”って感じだった。僕はそれでいいんだ」と言うが、出生名で活動することを発表したばかりのこのキャリアの新局面は、間違いなく“神経をすり減らす”ものだと心の内を明かしている。
そして、多くの成功を収め、一目でわかるワンネーム・スーパースターとしてポップ界に確固たる地位を築き、アルバム『ドーン・エフエム』の物語が世界的スーパースターという概念そのものを血祭りにあげたにもかかわらず、エイベルはまだポップ界における自分の地位を完全に受け入れる準備ができていないようだ。他のアイコンとの比較の話になると彼は、「僕は人を責めないよ」と述べ、「もし僕が彼らだったら、ビヨンセに賭けていただろうね。僕には賭けないよ」と謙虚だ。
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