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故マイケル・ジャクソンの「ゼイ・ドント・ケア・アバウト・アス」のミュージック・ビデオのYouTube再生回数が10億回を突破し、大きな節目を迎えた。
この反抗的なプロテスト・アンセムは、もともと1996年にマイケルの9thスタジオ・アルバム『ヒストリー パスト、プレズント・アンド・フューチャー ブック1』からのシングルとしてリリースされた。この楽曲では、「スキンヘッド、デッド・ヘッド/みんな悪くなった/状況が悪化した/みんな、疑惑/スイートルームで、ニュースで/みんな、ドッグ・フード/バンバン、銃殺/みんなおかしくなった/俺が言いたいのは、やつらは俺たちのことを割とどうでもいいと思っている」といったメッセージ性の強い歌詞が歌われている。
ブラジルで撮影されたこのMVは、スパイク・リーがこの楽曲のために監督した2本の映像のうちのひとつで、大勢のブラジルの子どもやティーンエイジャーによるドラム・ラインと共に、マイケルが通りを行進している。二つ目の映像は刑務所で撮影され、クー・クラックス・クラン、ロドニー・キング暴行事件、中国の天安門事件などの映像が挿入され、世界の人権侵害にスポットを当てている。ブラジル政府は、リオデジャネイロとサルヴァドール歴史地区(通称ペロウリーニョ)でのマイケルの撮影を禁止しようとするなど、このビデオの制作は激しい論争を呼んだ。
ジャネット・ジャクソンとのコラボ曲「スクリーム」や「チャイルドフッド」、No.1ヒットとなった「ユー・アー・ナット・アローン」などの先行シングルに続いた「ゼイ・ドント・ケア・アバウト・アス」は、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”では30位にとどまったが、リリースから数十年後の2014、2015、2020年のBlack Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)抗議デモで使われたことで再び注目を浴びた。
少し意外なことに、YouTubeで10億再生を突破したマイケルのMVは、『スリラー』時代の大ヒット曲『ビリー・ジーン』の象徴的なビデオに続いてこれが2作目だ。
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