エド・シーラン、NY地下鉄の名物シンガーと「Eyes Closed」を披露

　米オーデイション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』への出演でも知られる歌手のマイク・ヤングが、最近、米NYの地下鉄で名物のパフォーマンスを披露していたところを、エド・シーランがサプライズ訪問した。

　TikTokに投稿された映像には、米NYの地下鉄のホームでエドの最新シングル「Eyes Closed」のサビを口ずさむマイクの姿が映っている。すると、エド本人が登場し、2人はハグをすると、マイクは「君は最高だよ！」とエドに伝えている。そして、エドは満面の笑みを浮かべなから、マイクと「Eyes Closed」をデュエットしている。

　「Eyes Closed」は、エドの“マスマティックス・プロジェクト”を締めくくる作品『-（サブトラクト）』からの最初のシングルで、アルバムは5月5日にリリースされる。

　エドは、インスタグラムで「この曲は、誰かを失うことについてで、出かけるたびに、その人にばったり会うことを期待したり、あらゆることがその人やその人と一緒にしたことを思い出させることについて歌っている」と説明しており、「喪失の痛みを麻痺させるために、自分自身を現実から切り離す必要があるけれど、何かがきっかけで再び現実に引き戻されてしまう」と綴っていた。

　そして、2022年2月に心停止により31歳で亡くなった友人で音楽起業家のジャマル・エドワーズに言及し、「ブルーはジャマルの色だったけど、今僕はそれしか感じない。音楽は癒しの助けになると思うから、これを乗り越えるために目を閉じながら踊っている」とメッセージを締めくくっていた。