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批評家からの絶賛と商業的成功が続くシザが、現地時間2023年3月1日に開催された【2023 ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】のステージに登場し、<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>のトロフィーをコイ・リレイから受け取った。
コイが、シザを“アメイジングなソウル”と呼び、シザとは「スペシャル」のリミックスでコラボしたリゾが事前に収録した祝福の言葉(「あなたは本物です!すごく誠実な人間」とリゾは述べた)を紹介すると、シザは熱烈な拍手の中ステージに上がり、笑顔でトロフィーを受け取った。彼女は神、両親、自身のチーム、レーベルに感謝したあと、受賞スピーチはできるだけ自然なものにしたいと明かした。
シザは、「何も書いていないんですが、それが私らしくないからということでもあります。私はとても即興的な人間で、自分が言いたかったのは、今この部屋には深く尊敬する女性たちがたくさんいるということです。(受賞は)この部屋にいる私たちの誰でもあり得たことです」と述べた。
そして彼女は、Doechiiからラナ・デル・レイやラトーまで、【2023 ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】の受賞者の何人かをシャウトアウトし、とても自信があるように見えることが、しばしばアーティストに投影される誤解であることを話した。彼女は、「私は以前、自分の居場所がないように感じていました。でも大切なのは、私の人生を宇宙なり神がどうしたいのだとしても、それを受け入れて、応対できるようにしておくことだと気づきました」と続けた。
「私は本当にただ自分の人生が音楽だけにとどまらないものであってほしいのです。アーティストだけではないものにしたい。他人に奉仕したい、人々に奉仕したい。神が私に望んでいることを受け入れ、応対できるようにしつつ、全ての怖いことや、好きじゃないと感じたり、居場所がないと感じる全てのことにイエスと言うことが、私たちがその扉をくぐる唯一の方法なんです」と彼女は語っている。
最後に彼女は、「可能性にイエスと言うしかないんです。そして、私にイエスと言ってくれた皆さんに感謝します」と、力強い言葉でスピーチを締めくくった。
シザが<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>を受賞した同じ週に、彼女の2ndアルバム『SOS』が米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で10週目の首位を記録し、2010年以来2桁の週間1位を獲得した8番目のアルバムとなった。この大ヒット・アルバムは、彼女にとってこれまでで最大のソロ・ヒットとなる「Kill Bill」を生み出し、ソング・チャート“Hot 100”で2位を記録している。その勢いに乗り、彼女は先月開幕した『SOS』を携えたツアーから、アリーナのヘッドライナーを務めるまでに成長した。
<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>受賞記念インタビューで彼女は、この賞が自身にとって何を意味するのかを尋ねられた際、「本当に怖いです」と答えつつ、「でも、今自分に光が当たっている時間を使ってすごく何かをしたいんです。他の人たちのためにやりたいことがたくさんあります。自分とは関係ないところで(受賞に)値する何かを、無私で他の女性や人々を高揚させるようなことをしなければならないんです。そういうことです。以前よりも責任感を感じるようになりました。ただ笑顔でステージに上がって手を振るだけでなく、もっともっと皆さんにお返ししなければならない気がするんです。その一部は、神に私を使ってもらって、自分らしくいることで、それを勤めの部分とすることだと思います。でも、もっとやらなければならないことがあると思うんです」と語っていた。
シザは、【2018 ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】で<ルールブレイカー賞>を受賞している。近年の<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>受賞者は、オリヴィア・ロドリゴ、カーディ・B、ビリー・アイリッシュ、アリアナ・グランデとなっている。
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