【第65回グラミー賞】オジー・オズボーン、受賞への喜びをストレートに表現

　オジー・オズボーンが、現地時間2023年2月5日に【グラミー賞】を2つ受賞したことに対する喜びを“らしさ”全開で表現した。

　74歳のオジーは、『ペイシェント・ナンバー9』で＜最優秀ロック・アルバム＞、「Degredation Rules」で＜最優秀メタル・パフォーマンス＞を受賞した翌日、声明で通算4回目と5回目となる【グラミー賞】受賞への感想をストレートに伝えた。

　「＜最優秀ロック・アルバム＞を貰えて俺は本当にラッキーなマザーファッカーだ」とオジーは話し、「世界の中でも最高レベルのミュージシャン達、そしてプロデューサーのアンドリュー・ワットと共に仕事ができて本当に恵まれている」と語った。彼はさらに「＜最優秀メタル・パフォーマンス＞を受賞したのが、長年の友人で同じブラック・サバスのメンバーであるトニー・アイオミが参加してくれた曲ということが同じくらい嬉しい」と付け足した。

　オジーの13thアルバム『ペイシェント・ナンバー9』には彼のお気に入りのミュージシャンが参加している。故ジェフ・ベックは表題曲を含む複数楽曲に、パール・ジャムのマイク・マクレディは「Immortal」、オジーの長年の右腕的存在であるザック・ワイルドは「Parasite」「Mr. Darkness」「Nothing Feels Right」「Evil Shuffle」、そしてエリック・クラプトンは「One of Those Days」にそれぞれ参加している。アルバムには他にも、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョッシュ・ホーミ、メタリカのロバート・トゥルージロ、ガンズ・アンド・ローゼズのダフ・マッケイガン、ジェーンズ・アディクションのクリス・チェイニー、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス、フー・ファイターズの故テイラー・ホーキンス等がゲスト参加している。

　現地時間2月12日の【スーパーボウル】で放映されるコミカルなCMに出演するオジーだが、先日体力の限界を理由に欧州ツアーの中止、及びツアー活動からの引退を発表している。