【第65回グラミー賞】リゾ、ハリー・スタイルズ受賞の瞬間を間近で捉えた動画公開　アデルもカメオ出演

　ハリー・スタイルズが、今年の【グラミー賞】で＜年間最優秀アルバム＞の受賞者として発表された際、彼がステージに上がり、トロフィーを受け取る様子を満面の笑みで撮影するリゾの姿がTV中継で映し出されていた。

　ハリーの親友で、同部門にノミネートされていたリゾは、この貴重な動画を公開するかもしれないとファンに予告していたが、ついに彼女のTikTokで解禁された。動画には、彼女と同じテーブルに座っていたアデルの姿も映っている。

　現地時間2023年2月5日に行われた授賞式から2日後に公開されたこの映像でリゾは、ハリーが2022年5月に発売したアルバム『ハリーズ・ハウス』で＜年間最優秀アルバム＞を見事受賞した時の彼の驚いた表情を、ほんの数メートル離れたところから捉えている。リゾは動画を通して、大きな声で誇らしげに叫びながら親友のハリーを応援している。途中カメラが天井を映す場面があるが、これはTV中継されたハリーとリゾのハグの瞬間だと思われる。

　そしてハリーがステージに登壇すると、リゾはスマホのカメラをパンし、アデルにズームインしているが、彼女は「私を撮影してる場合じゃないでしょ」とユーモラスに抗議している。アデルは、今年「Easy On Me」で、＜最優秀ポップ・パフォーマンス（ソロ）＞に輝いていた。

　Twitter上では、アデルが大ファンであるビヨンセの作品が＜年間最優秀アルバム＞に選ばれなかったことに落胆したファンの一人だったのではないかという憶測も広がった。ビヨンセは、同賞に4度ノミネートされているが、受賞は叶っておらず、アデルとビヨンセの両者が＜年間最優秀アルバム＞の候補に挙がっていた2017年の授賞式では、アデルが獲得することとなり、自身の受賞スピーチでビヨンセに謝罪していた。一方リゾは、今年「About Damn Time」で＜年間最優秀レコード＞に輝いた際、受賞スピーチでビヨンセにエールを送っていた。

　なおリゾは、授賞式の後、ハリー、アデル、ビヨンセとのセルフィーを多数インスタグラムで公開し、「受賞した」と書き込んでいた。