ジャック・ハーロウ、主演映画『ハード・プレイ』リメイク版の予告編公開

　1992年に公開された映画『ハード・プレイ（原題：White Men Can’t Jump）』のリメイク版の予告編が公開となった。今回のリメイク版にはジャック・ハーロウとシンカ・ウォールズが出演していて、ジャックにとっては演技デビュー作となる。

　現地時間2023年2月5日に公開された予告編では、両スターのコミカルなやり取りの一部を見ることができる。

　ジャックが「先に聞いたほうが良かったかもしれないけど、今手元にどれくらいお金ある？」と尋ねると、シンカが「このマッチに必要な分を持ってきてないのか？」と聞き返す。それに対しジャックは「俺が持ってきたのは80ドル…から60を引いたくらい」と返答する。また、予告編の後半では両者が“今生きている史上最高の映画監督”がポール・トーマス・アンダーソンかスパイク・リーなのかについて討論している様子も映されている。

　カルマティックが監督を努める今回のリメイクは、Huluにて5月19日から配信される。

　米メディアColliderとのインタビューで、カルマティックは「不思議だったよ。誰に声をかけるべきか本当に悩んで苦戦していて、まだ候補者リストも作ってない状況だった。その中で誰かがジャックの名前を挙げたんだ。確かインターンの一人だったかな。その人が“ジャック・ハーロウなんてどう？”って言った瞬間、みんな数秒感固まって周りを見渡したんだ。“おい、彼が正解かもしれないぞ”って感じでね」とジャックが主演に起用されたきっかけを振り返った。

　「それでオーディションに来てもらって、徹底的にしごいたんだ」とカルマティックは続け、「数時間だったけど、ジャックは完璧だった。みんなが驚くくらい良くて、完全に仕上っていたよ」と語った。