【深ヨミ】back number『ユーモア』4年ぶり首位に 最も売れた都道府県は?

2023年1月29日 / 14:00

 2023年1月25日公開(集計期間:2023年1月16日~1月22日)のBillboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート“Top Albums Sales”で、back numberの『ユーモア』が140,470枚を売り上げて首位を獲得した。

 『ユーモア』は、back numberにとって約4年ぶりとなるオリジナルアルバム。ストリーミング・サービスでロングヒットを記録している「水平線」や、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』主題歌「アイラブユー」を含む、全12曲が収録されている。本作はダウンロード・アルバム・チャートでも1位をマークしており、総合アルバム・チャート“HOT Albums”ではCDセールス・ダウンロードで2冠を達成し、首位に輝いた。

 本記事では『ユーモア』の販売動向を調査する。図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/121319/2)は、『ユーモア』の実店舗での発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。また一般的なアルバムと比較するため、2023年に販売されたアルバムの地域別販売比率を全アルバムとしてグラフに追加している。

 『ユーモア』を一般的なアルバムと比較してみると、関東の割合が低く、その他の地方の割合が高い。また関東以外の地域で最も差が大きいのが中部地方(+3.2%)で、なかでも愛知は全アルバムと比べて+1.5%もパーセンテージが高い。愛知は都道府県別の販売比率でも東京を抑え最もシェアの高い県となっており、この傾向は2019年にリリースした前作『MAGIC』も同様だった。

◎『ユーモア』都道府県別 販売比率トップ5
(※カッコ内は全アルバムの販売比率)
1位 愛知 8.1%(6.6%)
2位 東京 7.7%(21.2%)
3位 北海道 6.0%(4.9%)
4位 大阪 5.7%(5.2%)
5位 兵庫 5.2%(3.3%)

 また都道府県別の販売比率トップ5では、全アルバムでは5位の北海道がトップ3に入っている。トップ5中上位の4県では、アルバムのリリースを記念したコラボレーションカフェが開催されており、その影響で実店舗の売上も上がっているのかもしれない。

 ちなみにバンドの地元である群馬県は、販売比率3.2%を記録し10位にランクインしている。群馬県の全アルバムの販売比率が1.9%(15位)であることを考えると、地元での支持の厚さがうかがえる。

 back numberは、本作を引っ提げた全国ドームツアー【back number in your humor tour 2023】を3月よりスタートする。ツアーファイナルは、4月23日福岡・PayPayドームにて開催される予定だ。


イベント情報 EVENT

J-POP・ROCK

ニッポン放送開局60周年記念イベント LIVE EXPO TOKYO 2014 ALL LIVE NIPPON Vol.2

ゴールデンボンバー、T.M.Revolution、DJダイノジ、back number、BABYMETAL、MAN WITH A MISSION

東京2014/1/18

Willfriends

page top