レディー・ガガ、ツアー・チケット売れ行き好調のマドンナを祝福

　マドンナが自身のSNSを更新し、ファンに向けた感動的なメッセージを共有した。

　マドンナは、自身のキャリア40周年を記念した【ザ・セレブレーション・ツアー】のチケット売上が好調な滑り出しを迎えた直近1週間におけるファンの愛と応援への感謝を伝える動画をSNSに投稿した。

　「こういったことを当たり前だとは全く思っていません」と彼女は強調し、「今、自分が世界で一番のラッキー・ガールのような気分です。皆さんの応援には本当に感謝しています。ショーをいち早く完成させ、ステージから皆さん一人一人と特別な瞬間を共有したいです。共に私の40年の旅を振り返り、そして祝福しましょう」と続けた。

　このメッセージに反応したファンの中には、大物中の大物、レディー・ガガも含まれていた。ガガは投稿のコメント欄に「私達はあなたを愛してるよ、M.」と書き込んでいる。さらには、マドンナの良き友人で仕事仲間でもあるディプロも「ちゃんと僕をアフター・パーティに呼んでくれよ」というコメントを残している。

　ガガの書き込みは間違っていない。マドンナのファンたちは、1日で600,000枚のチケットを買い上げ、需要に対応するために既に発表済みの37公演に加えて新たに23公演がツアーに追加された。米ビルボードによると、ツアーの全チケットの98％がたった数時間で売り切れたとのことだ。

　7月15日にカナダのバンクーバーからスタートする【ザ・セレブレーション・ツアー】は、マドンナのディスコグラフィーを網羅した選曲で過去40年の彼女のキャリアを振り返る内容となっている。

　記憶が良いポップ・ファンなら、マドンナとガガの間に冷ややかなライバル関係が存在すると約10年間噂されていたことを覚えているだろう。2019年に英ヴォーグ誌とのインタビューでマドンナは、そういったビーフの噂はその内容を信じたい人たちによって誇張されていったという考えを示し、「人々は私とガガが敵同士だという発想に興奮したんだと思う。実際は一切そういったことは無いです」と語っていた。両者は2015年には【メット・ガラ】のアフターパーティで共に楽しむ様子を目撃されていて、2019年にはマドンナが共同主催した【アカデミー賞】のアフターパーティにガガが参加し、共に写真を撮影していた。