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ザック・ブライアンが、新しいライブ・アルバム『All My Homies Hate Ticketmaster(俺のダチは皆チケットマスターが大嫌いだ)』をクリスマスにサプライズ・リリースした。アルバムのタイトル以外でチケットマスターを名指しすることは無かったものの、同時に彼は高額のチケット価格に対抗することをファンに表明した。
ザックは「どうやら今、公平なチケット価格に関する大きな問題があるようだ。自分のライブに400ドル以上(約53,500円)を払って来ている若者と会ったことがあるし、もうたくさんだ」と綴り、「来年、限定数のヘッドライン・コンサートを行うことにした。チケットを限りなく安くするためにできることを全て行い、“チケットが450ドルという値段じゃなくても良質なショーが観れる”ということを証明したいと思う」と話した。また、彼は「同時に何本かのフェスに出演することも決まっているが、そこのチケット代に関してはどうすることもできない」と付け足している。
「労働者階級の人でもライブのチケットを買うことができるべきだと思う」とザックは続け、ファンに対し、ツアーやチケット情報を知らせてくれるメッセージ・サービスに登録することを促した。同サービスを通して未発表の楽曲や物販発売のニュースも送る予定とのことだ。
ザックはさらに「“この莫大な問題に関してできることは無い”という発言を聞くのはもううんざりだ」と語り、「労働者階級にとって共感しやすい音楽を書こうとしているソングライターなら、その楽曲を聴いてくれる人たちのために戦うことを誇りに思うべきだ」と訴えた。
最後にザックは「ここまで時間がかかってしまって申し訳ないが、ツアーが近々発表される。チケットの価格を下げるためにできる全てをやっただけなんだ」というファンにとって嬉しい情報を明かした。
米ビルボードはチケットマスターにコメントを求めているが、現時点で返答は無い。
ザックが自身のチケットマスターに対する考えを共有するのはこれが初めてではない。最近では同社に関してツイートしていて、その際に今回のアルバムのタイトルでもあるハッシュタグ #allmyhomieshateticketmaster を添えていることが多かった。
今回のライブ・アルバム『All My Homies Hate Ticketmaster』は11月3日に米コロラド州のレッド・ロックス・アンフィシアターで録音されている。本作はザックにとって、5月にリリースしたメジャー・デビュー作でもある3rdアルバム『American Heartbreak』、そして7月にリリースしたEP『Summertime Blues』に続いて今年3作目のリリースとなる。
ザックは、米ビルボードの年間トップ・ニュー・カントリー・アーティスト・チャート“Top New Country Artists”とトップ・ニュー・ロック&オルタナティブ・アーティスト・チャート“Top New Rock & Alternative Artists”でそれぞれ1位を獲得し、年間トップ・ニュー・アーティスト“Year-End Top New Artists”でも2位にチャートインしている。
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