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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(RATM)のティム・コマーフォードが、米誌スピンとのインタビューで前立腺がんと闘っていることを公表した。
現在54歳のティムは「かなりシリアスなことと直面している」と話し、「レイジのツアーが始まる直前に、前立腺を摘出した。前立腺がんと診断されたんだ」と語った。
「“クソ、人生がガラッと変わってしまった”ってなるような状況に身を置くことになったんだ。今では自分に何が起きても“こう感じているのはがんが原因か?”って関連付けてしまう。“髪が抜けているのもがんだからか?”って感じで、なんでもがんに関連付けて考えてしまう」とティムは続け、「特に前立腺がんは自身のセクシャリティにも直結しているから非常にキツイ。それと別れを告げるのは難しいし、そうせざるを得ない状況に置かれるのは残酷な精神の旅の始まりだ。すぐ追い込まれてしまって自分の感情をコントロールするのが難しいんだ」と話した。
ティムは、RATMのメンバーがファンよりも先にこの診断について知っていたと話した上で、「それでも身体のフィットネスは維持できてる。健康診断を受けた時、50代としては今まで見た中で一番健康的だと言われたんだ。実際、がんを患っている人で良い身体を保っている人は大勢いる。自分もできるだけ長くそれを継続したいと思っている。トレーニングには宗教的なまでに取り組んでいるし、良い身体をキープできるように努力をしている。自己肯定感はもとからあるけど、そうせざるを得ないくらい診断された時に精神的に影響されたんだ。でも今は開き直って“54歳のがん患者の中で史上最もフィットな身体を持った野郎になってやる”って思えてる」と語った。
今後について、ティムは「グラスには、まだ半分しか入っていない」と話し、音楽制作やライブによって「トランスに入って(がんのことを)忘れられる」と説明した。「それが美しいんだ。朝起きて“お、新しい一日だ。最高!”ってなっても“クソ、がん持ちじゃねぇか”という思考に一瞬でなってしまう。なってしまったら止められないし、それでその日自体が暗い空気になる。マティアス(・ワクラット)とジャムすると、全て忘れられて最高の気分だ。どんなに辛い時でも音楽は常にそこにいてくれるんだ」と語っている。
RATMは予定されていた2023年の北米ツアーを、ザック・デ・ラ・ロッチャの脚の怪我を理由に中止にしている。
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