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2022年11月23日公開(集計期間:2022年11月14日~11月20日)のBillboard JAPAN週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”で、なにわ男子の『ハッピーサプライズ』が517,381枚を売り上げて、首位を獲得した。
なにわ男子にとって3枚目のシングルとなる『ハッピーサプライズ』には、表題曲に加え、自身が出演する「ローソン クリスマスキャンペーン」のCMソング「#MerryChristmas」など、計4曲が収録されている。本作は、昨年11月にリリースされたデビュー・シングル『初心LOVE』(632,655枚)、今年4月にリリースされた2ndシングル『The Answer/サチアレ』(534,004枚)に続き、3作連続で初週ハーフミリオンを突破した。
本記事では『ハッピーサプライズ』の販売動向を調査する。図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/119229/2)は、『ハッピーサプライズ』の実店舗での発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。また一般的なシングルと比較するため、2022年に販売されたシングルの地域別販売比率を全シングルとしてグラフに追加している。
グラフを見てみると、過去2作と同じく西日本の割合が高くなっている。特にグループの地元である近畿地方は18.2%と、全シングルを5%近く上回るパーセンテージとなった。また近畿地方を県別で見てみると、7県とも全シングルより1.2~2.2倍の数字となっている。
◎『ハッピーサプライズ』近畿地方県別 販売比率
(カッコ内は全シングルの販売比率)
大阪 10.0%(8.3%)
兵庫 4.1%(2.8%)
京都 1.8%(1.1%)
三重 1.5%(0.8%)
奈良 0.9%(0.4%)
滋賀 0.8%(0.4%)
和歌山 0.7%(0.4%)
なお、なにわ男子がこれまでリリースしたシングルの近畿地方の販売比率は、『初心LOVE』が20.3%、『The Answer/サチアレ』が18.5%であった。リリースの度に近畿地方の割合は減ってきているが、その分全国に人気が拡大してきたと言えるだろう。実際に九州地方は、直近3作で7.3%→8.1%→8.3%と数字を伸ばし続けている。
なにわ男子は今後、初出場となる『第73回NHK紅白歌合戦』や『ベストアーティスト2022』など、年末の大型音楽番組に出演予定。音楽番組でのパフォーマンス披露が、さらなる人気の拡大に繋がるのか注目だ。
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