エンターテインメント・ウェブマガジン
2022年11月7日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、YOASOBI『祝福』が24,926枚を売り上げ4位を獲得した。(集計期間2022年11月7日~2022年11月13日)
『祝福』はYOASOBIの2枚目のCDシングルで、前作『怪物/優しい彗星』から約1年7カ月ぶりにリリースされ、表題曲「祝福」はテレビアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のオープニングテーマとして起用された。
ここではYOASOBI『祝福』の販売動向を、SoundScanJapanのデータを元に調査した。
まず、『祝福』と前作『怪物/優しい彗星』の初週の実店舗での地域別の販売比率を調査し、グラフ化したものが図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/119081/2)である。一般的なシングルの販売比率とも比較するため、2022年に発売された全てのシングルの販売比率も全シングルとしてグラフに追加している。
前作『怪物/優しい彗星』を全シングルと比較すると、関東地方と近畿地方の2大都市圏では全シングルよりも低いが、その他の地方は全シングルより高く、中でも北海道地方・東北地方・北陸地方・中国地方・四国地方は全シングルと比較して非常に高い販売比率となっている。これは、元々「夜に駆ける」のストリーミングや配信での大ヒットにより、地域を問わず日本全国的な人気があったからだろう。都道府県別にみても、東京都、大阪府、兵庫県、福岡県、沖縄県以外の全ての道府県で全シングルより販売比率が高く、現在のシングルCDの販売動向は効果的にプロモーションを行える都市圏の人気が先行する事を考えると、YOASOBIのCDの販売動向は一般のシングルCDと全く異なる売れ方をしているのがわかる。
また、その傾向は今作『祝福』も引き継いでいるが、関東地方、近畿地方共に若干販売比率を伸ばしている。これは、今回の『祝福』の販売形態がオリジナルガンプラが付属するため、小型店舗に在庫を持ちにくく、都市圏の大型店舗やEコマースで購入するケースが増えたからと思われる。
動画再生サイトやストリーミング・ダウンロードで強さを発揮していたYOASOBIだが、フィジカルでも独特の動きをみせ結果を出している。YOASOBIの今後の活躍に注視したい。
J-POP2024年5月18日
星野源のイヤーブック『YELLOW MAGAZINE ISSUE08 2023-2024』が、アーティストオンラインショップ「A!SMART」で販売開始となった。 本書は、メンバーシップサイト「YELLOW MAGAZINE+」のアーカ … 続きを読む
J-POP2024年5月18日
WANIMA主催音楽フェス【WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2024】の第1弾出演アーティストが発表された。 同フェスは、今年8月24日・25日に、3年連続3回目となる地元熊本にて開催。第1弾アーティス … 続きを読む
J-POP2024年5月18日
Mrs. GREEN APPLEが、2024年5月20日に配信リリースとなる新曲「Dear」のMVティザームービー第1弾を公開した。 新曲「Dear」は、清武英利による『アトムの心臓「ディア・ファミリー」23年間の記録』を原作とし、6月 … 続きを読む
J-POP2024年5月18日
ALIが、新曲「Professionalism feat. 般若」のミュージックビデオを公開した。 新曲「Professionalism feat. 般若」は、TVアニメ『ザ・ファブル』のオープニングテーマ。フィーチャリングアーティスト … 続きを読む
J-POP2024年5月18日
川西拓実(JO1)と桜田ひよりが主演を務める映画『バジーノイズ』のメイキング映像が公開された。 2024年5月3日に公開となった本映画の原作は、むつき潤による同名漫画。DTM(デスクトップミュージック)を題材にしており、『週刊ビッグコミ … 続きを読む