【米ビルボード・アルバム・チャート】ドレイク&21サヴェージ首位獲得、Jojiが5位に初登場

2022年11月14日 / 10:00

 ドレイクと21サヴェージのコラボレーション・アルバム『ハー・ロス』が1位に初登場した、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 11月4日にリリースされた『ハー・ロス』は、シングルを除く正式なアルバムとしては両者初のコラボレーション作品で、Billboard 200での首位獲得はドレイクが通算12作目、21サヴェージは3作目のタイトルを獲得した。ドレイクは、以下に続く歴代3位、ソロ・アーティストとしてはジェイ・Zに続く2位に浮上している。

Billboard 200首位獲得アルバム
19作 ザ・ビートルズ
14作 ジェイ・Z
12作 ドレイク
11作 ブルース・スプリングスティーン
11作 バーブラ・ストライサンド
11作 テイラー・スウィフト
10作 イェー(カニエ・ウェスト)
10作 エミネム
10作 エルヴィス・プレスリー

ドレイク首位獲得作品
『サンク・ミー・レイター』(2010年)
『テイク・ケア』(2011年)
『ナッシング・ワズ・ザ・セイム』(2013年)
『イフ・ユーアー・リーディング・ディス・イッツ・トゥー・レイト』(2015年)
『ホワット・ア・タイム・トゥ・ビー・アライヴ』(2015年)
『ヴューズ』(2016年)
『モア・ライフ』(2017年)
『スコーピオン』(2018年)
『ケア・パッケージ』(2019年)
『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』(2021年)
『オネストリー、ネヴァーマインド』(2022年)
『ハー・ロス』(2022年)

21サヴェージ首位獲得作品
『アイ・アム>アイ・ワズ』(2018年)
『Savage Mode II with メトロ・ブーミン』(2020年)
『ハー・ロス』(2022年)

 ドレイクは、7月2日付で1位に初登場した『オネストリー、ネヴァーマインド』に続く今年2作目の首位獲得で、テイラー・スウィフトが『エヴァーモア』(2020年12月26日)から『フィアレス (テイラーズ・ヴァージョン)』(2021年4月24日)で達成した4か月以来のブランク記録を更新した。なお、今年はStray Kidsも『Oddinary』(2022年4月2日)から『MAXIDENT』(2022年10月22日)で6か月3週間という記録を打ち出したが、ドレイクはそれを上回り2022年最短の2作目となる首位を獲得している。

 『ハー・ロス』が初週で記録したユニット数は404,000で、その内訳391,000がアルバム・ストリーミング、12,000がアルバム・セールス、残りの1,000がトラックごとのユニットだった。R&B/ヒップホップ・アルバムにカテゴライズされる作品としては2022年最大の週間ユニットおよび週間ストリーミングで、週間再生数は史上4番目に高い5億1,356万回(全16曲)を記録している。週間ストリーミングの歴代記録上位10週は以下のとおりで、ドレイクは上位4週のうち3週、10週中5作を占める快挙を達成した。

週間ストリーミング歴代記録TOP10
ドレイク『スコーピオン』(2018年7月14日) 7億4,592万回
ドレイク『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』(2021年9月18日) 7億4,367万回
テイラー・スウィフト『ミッドナイツ』(2022年11月5日) 5億4,926万回
ドレイク&21サヴェージ『ハー・ロス』(2022年11月19日) 5億1,356万回
リル・ウェイン『カーターV』(2018年10月13日) 4億3,302万回
ポスト・マローン『ビアボングズ&ベントレーズ』(2018年5月12日)  4億3,134万回
ジュース・ワールド『レジェンズ・ネヴァー・ダイ』(2020年7月25日) 4億2,263万回
リル・ウージー・ヴァート『エターナル・アテイク』(2020年3月21日) 4億42万回
ドレイク『スコーピオン』(2018年7月21日) 3億9,098万回
ドレイク『モア・ライフ』(2017年4月8日) 3億8,484万回

 週間ユニットとしては、11月5日付にテイラー・スウィフトの『ミッドナイツ』が打ち出した1,578,000、6月4日付でハリー・スタイルズの『ハリーズ・ハウス』が記録した521,000に続く今年3番目に高い記録で、R&B/ヒップホップ・アルバムとしてはドレイクが自身の『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』(2021年9月18日付)で打ち出した613,000以来の好記録となる。

 『ハー・ロス』は、10月22日にリリースが告知され、翌28日に発売予定だったが、2日前の26日に11月4日に延期されることが発表された。現時点ではストリーミングとデジタル・ダウンロードのみ可能で、CDやLP、カセットテープといったフィジカルは発売されていない。

 『ハー・ロス』が1位にデビューしたことで、初登場から2週連続で首位をキープしたテイラー・スウィフトの『ミッドナイツ』は今週2位にダウンしたが、3週目の週間ユニットとしては異例の299,000(13%減少)を記録している。同様に、リル・ベイビーの『イッツ・オンリー・ミー』 (62,000ユニット / 24%減少)は2位から3位、バッド・バニーの『Un Verano Sin Ti』 (58,000ユニット / 8%減少)も3位から4位に順位を下げた。『Un Verano Sin Ti』は、初登場の5月21日付から先週11月12日付まで26週連続(うち13週1位)でTOP3にランクインし続けていたが、今週その記録を保持することはできなかった。

 続いて今週5位には、88risingのJoji(ジョージ)による新作『スミザリーンズ』が初登場。初動ユニットは57,000で、その内訳アルバム・ストリーミングが39,500(全9曲 / 5,295万回)、17,500がアルバム・セールスだった。『スミザリーンズ』は、2020年9月に発表した2ndアルバム『ネクター』から約2年ぶり、3作目のスタジオ・アルバムで、最高3位を記録した1stアルバム『バラッズ1』、同3位を記録した『ネクター』に続く3作連続のTOP10入りを果たした。本作からは、リード・シングル「グリンプス・オブ・アス」が7月2日付で最高8位まで上昇し、アルバムのプロモーションに繋げている。

 以下、モーガン・ウォレンの『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』 (41,000ユニット / 1%増加)が5位から6位、ザ・ウィークエンドの『ザ・ハイライツ』 (39,000ユニット / 4%減少)が6位から7位にそれぞれワンランクダウンし、ハリー・スタイルズの『ハリーズ・ハウス』 (30,000ユニット / 4%減少)が9位から8位、ザック・ブライアンの『アメリカン・ハートブレイク』 (28,000ユニット / 11%増加)が11位から9位、11月4日にLPをリリースしたスティーヴ・レイシーの『ジェミニ・ライツ』(27,000ユニット / 32%増加)が17位から10位に、それぞれランクアップしている。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは11月18日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『ハー・ロス』ドレイク&21サヴェージ
2位『ミッドナイツ』テイラー・スウィフト
3位『イッツ・オンリー・ミー』リル・ベイビー
4位『Un Verano Sin Ti』バッド・バニー
5位『スミザリーンズ』Joji
6位『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』モーガン・ウォレン
7位『ザ・ハイライツ』ザ・ウィークエンド
8位『ハリーズ・ハウス』ハリー・スタイルズ
9位『アメリカン・ハートブレイク』ザック・ブライアン
10位『ジェミニ・ライツ』スティーヴ・レイシー


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