マライア・キャリー、「恋人たちのクリスマス」をかけ始めるにはまだ早いと息子たちを制する

　“クリスマスの女王”ことマライア・キャリーが、「恋人たちのクリスマス」をかけ始めるにはさすがにまだ早いと自身の子どもたちを制するユーモラスな動画を自身のSNSに投稿した。

　2022年10月16日にツイートされた写真には、豪華なジャグジー付きのバスタブに続く階段に赤いローブが脱ぎ捨てられており、「It’s almost time……」（もうすぐ時間ね）と添えられている。バスルームには、自身のイニシャルが赤と白のバラでデザインされたマライアらしいゴージャスなディスプレイも飾られている。

　しかし、ファンが「恋人たちのクリスマス」のきらめくオープニングでクリスマス気分を味わう間も無く、マライアは次のツイートで、「but……」（でも）と続け、最後のツイートで、「not yet」（まだよ）と注意している。

　最後のツイートで公開された動画には、マライアの息子のモロッカンと娘のモンローが声だけ出演している。「“恋人たち”を聴きたいんだよ……」と11歳のモロッカンがドアの向こうから主張し、双子の姉のモンローも、「じゃあ、せめてツリーを飾ってもいい？」とお願いするが、マライアは泡風呂に浸かりながら遊び心たっぷりに「まだよ！」と答えている。

　4年連続で「恋人たちのクリスマス」が米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”の1位を獲得する可能性があるものの、今年ばかりは大好きなクリスマス・シーズンの到来をできるだけ先延ばしにしたい理由がマライアにはあるのかもしれない。彼女は現在、ほかのお気に入りのアルバム2枚のアニバーサリーを祝うのに忙しくしており、9月には1997年の『バタフライ』の発売25周年を記念してファンのための一連の特別なサプライズを発表した。その数週間後には1995年の『デイドリーム』の27周年を記念し、自身にとって“最もビタースイートなアルバム”だという同作への思いを綴っている