リゾ、体重に関するカニエ・ウェストの発言にコンサートで反応

　リゾが、カニエ・“イェー”・ウェストが米FOXニュースの『タッカー・カールソン・トゥナイト』に出演した際、彼女の体重についてコメントしたことにさりげなく反応した。

　現地時間2022年10月7日、カナダ・トロントのスコシアバンク・アリーナでのコンサートで、彼女は自分の名前がメディアのインタビューで頻繁に取り上げられていることに言及した。

　「アメリカのみんなは、何の理由もなく、私の名前を口にしているように思います」とリゾは観客に向かって述べた。「私は、大きくブラックでビューティフルな自分のことに専念しています」と語り、観客に「ここに住んでいいですか？二重国籍を取得するために結婚してくれる人はいますか？」と尋ねた。この映像は、TMZのサイトで公開されている。
　
　彼女の発言は、先週木曜日に行われたタッカーとのインタビューで、カニエがメディアによる肥満の“悪魔のような”プロモーションは“黒人の大量虐殺”を加速するための陰謀の一部だと述べた後に行われた。この際カニエは、「リゾが10ポンド（約4.5キロ）痩せたことを発表すると、ボットたちは……インスタグラムで、彼女が痩せたことを攻撃する。なぜなら、実際は不健康なのに、メディアは太っていることが新しい目標であると思いこませたいんだ」とタッカーに説明し、“悪魔的だ”と続けた。

　今年8月下旬に開催された【2022 MTVビデオ・ミュージック・アワード】（VMAs）で、リゾは『The Art of Dialogue』のインタビューでファットフォビア（太っていることへの嫌悪）的なコメントをしたコメディアンのエリーズ・スピアーズを明らかに批判していた。＜ビデオ・フォー・グッド賞＞の受賞スピーチで、リゾは「ところで、私についてメディアで何か言いたいビッチへ」とマイクに向かって大声で述べ、「あのね、何も言うつもりはない」と続けていた。

　【VMAs】開催の数日前、『The Art of Dialogue』に出演したスピアーズは、リゾを良いソングライターと思うかと聞かれ、「彼女がうんちマークの絵文字のように見えるという事実を乗り越えることができない」と回答し、物議を醸していた。