テイラー・スウィフトの歌声に“鳥肌が立った”、映画『アムステルダム』で共演したクリスチャン・ベールが明かす

　主演映画『アムステルダム』の全米公開を2日後に控えた現地時間2022年10月5日、俳優のクリスチャン・ベールが、米ピープルとのインタビューで、同作でのテイラー・スウィフトとの共演について語った。ベールによると、スウィフトの歌声はとても美しく、聴いただけで鳥肌が立ったそうだ。

　デヴィッド・O・ラッセル監督による本作には、ベールとジョン・デヴィッド・ワシントンが、カメオ出演しているスウィフトと歌うシーンがあるそうだ。二人は、スウィフトの役柄の父親を殺害したことで冤罪をかけられた、第一次世界大戦の退役軍人を演じている。

　ベールは、「J.D.（ワシントン）と私とテイラーで、この曲を一日中歌っていましたが、私もJ.D.も歌が上手くないんです」と同誌に語り、「私たちは音程が外れていて、時には歌詞を忘れてしまうこともありました」と振り返った。

　「ある時、デヴィッドに、“クリスチャンとJ.D.、このテイクでは黙っててくれ。テイラーにだけ歌ってもらおう”と言われました」と彼は続け、「美しい声の持ち主が自分のすぐそばに立っていると、本当に感動します。鳥肌が立ちました」とスウィフトの歌声を間近で聞いた感想を述べた。

　どうやらベール家には、他にもスウィフトのファンがいるようだ。ベールは同誌に対し、17歳の娘エメリンが幼い頃、スウィフトの曲をいつも歌っていたと明かしている。「娘が小さかった頃、彼女は（テイラーの曲を）たくさん歌っていました」とベールは語り、「なので、その場に立っているとき、私の頭の中にはテイラー・スウィフトの色々な曲が流れていました」と話している。

　映画『アムステルダム』には、他にもマーゴット・ロビー、クリス・ロック、アニャ・テイラー＝ジョイ、ゾーイ・サルダナ、ラミ・マレック、ロバート・デ・ニーロ、マイク・マイヤーズ、マイケル・シャノン、ティモシー・オリファント、アンドレア・ライズブロー、マティアス・スーナールツ、そしてアレサンドロ・ニヴォラらが出演している。全米公開は10月7日からだ。