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2022年9月28日、パラモアがバンドとしては5年ぶりとなる新曲「ディス・イズ・ホワイ」をリリースした。
フロントウーマンのヘイリー・ウィリアムス、ギタリストのテイラー・ヨーク、ドラマーのザック・ファロからなるパラモアは、新曲と共にブレンダン・イエーツが監督したミュージック・ビデオも公開した。このニュー・シングルは、バンドが2023年2月10日にアトランティック・レコードからリリースする6thスタジオ・アルバム『ディス・イズ・ホワイ』のタイトル曲となっている。
ヘイリーはプレス・リリースでこの曲について、「”ディス・イズ・ホワイ”は、アルバムのために書いた一番最後の曲でした。正直なところ、私は歌詞を書くのにうんざりしていたんですが、テイラーがザックと私の両方に、この最後のアイデアに取り組むべきだと説得してくれました。そこから生まれたのは、アルバム全体のタイトル・トラックでした。2022年に生きていること、この3、4年だけでも生き延びてきたことのジェットコースターのような、ばかげた感情の数々を要約しています。聖書のような世界的なパンデミックのあと、死にゆく惑星の切迫した運命を前にし、人間はもっと優しくなるとか、もっと共感的になるとか何かを心の奥底から見い出すだろうと思ったんですけどね」とコメントしている。
パラモアがこれ以前に出したアルバムは、「ハード・タイムス」や「ローズ・カラード・ボーイ」などが収録されている2017年の『アフター・ラフター』だ。それからメンバーはそれぞれがソロ活動に専念し、ヘイリーは『ペタルズ・フォー・アーマー・アンド・フラワーズ・フォー・ヴェイセズ/デスカンソス』、ザックはサイド・プロジェクトHalfNoiseの『モティーフ』などを発表した。
ヘイリーは先日、Apple Music 1のゼイン・ロウに対しバンドとしての再結成について、「パラモアと絡んでいるアイデンティティから離れる時間を持つことが、私たちにとって本当に重要だったと思います。言うまでもないですが、インターネットはずっとワイルド・ウエストのようなもので、ここ数年でさらに狂気が増しています。だから、自分たちのエネルギーを守ることがこれまで以上に(重要でした)」と語った。
ザックは、「結局は仕事ですが、世界で一番いい仕事です。ただ、起きてスーツを着てしっかりやると自分で決めなければならないんです。そしてこの仕事で現場入りしてベストを尽くすために必要な対処方法は人それぞれだと思うんですね。だから、少しの間離れることであろうと、(パラモアとしての)アイデンティティを持たないことであろうと、それが何であれ、より良いパラモアになるだけなんです。戻ってきた時に、もっとこう……”離れている時間があって本当によかった、戻って来て全力を尽くす準備ができた”って思えるから」と述べていた。
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