ザ・ウィークエンド、ライブ中止後の容体をファンに報告

　先週土曜日に米LAのSoFiスタジアムで行ったソールドアウト公演の冒頭で声が出なくなったため、ライブを中止していたザ・ウィークエンドが、快方に向かっていることをファンに報告し、ツアーを続ける予定であることを明らかにした。

　現地時間2022年9月6日、ザ・ウィークエンドはインスタグラムにライブ写真を投稿し、「医師によると、私の声は大丈夫で、休みを取れば回復し、トロントのファンが待ち望んでいるショーを提供できると言われました」とキャプションに朗報を綴った。「LA公演の振替日程の調整も近々行われます。皆さんからの愛と理解に心から感謝していますし、皆さんのことを本当に愛しています……XO」と彼は続けた。

　ザ・ウィークエンドは、LA公演2日目の「キャント・フィール・マイ・フェイス」の途中で声が出なくなった際、「皆さんに贈りたいコンサートを贈ることができません。皆さんに満足していただけるようにします、返金はします、そして近い内にまた皆さんのためにショーをします。ただ、Twitterやインスタグラムではなく、出てきて個人的に謝りたかったんです」と説明していた。そして「自分が贈りたいものを贈ることができないということを、知ってもらいたかった。謝ります。本当にごめんなさい」と集まったファンに謝罪していた。

　その後、「1曲目の途中で声が出なくなり、打ちのめされています。出なくなる感触があり、落胆してしまいました」と彼はツイートし、悲しみをあらわにしていた。この前夜には素晴らしいライブを披露し、高い評価を得ていた。

　ザ・ウィークエンドは、【アフター・アワーズ・ティル・ドーン・ツアー】の第一弾日程を、今月末に地元トロントのロジャース・センターで締めくくる予定だ。当初ツアー初日に組まれていた公演だが、無線LANネットワークの大規模故障により9月22日と23日に延期になっていた。