マシュー・ベラミー、ミューズを“最も長い結婚生活”と例える

　1994年の結成以来、マシュー・ベラミー、ドミニク・ハワード、クリス・ウォルステンホルムは、ミューズのメンバーとして活動してきた。ニュー・アルバムのリリースに先駆けて、Apple Music 1のゼイン・ロウのインタビューの応じたマシューはバンドを長く続けることについて語り、結成当時から続くメンバーとの関係を“最も長い結婚生活”と例えた。

　「10代の頃から一緒にいるということは、そこに何らかの絆があります。それが何かはっきり突き止めるのは本当に難しいです」とマシューはゼインに語った。「何もないところから大成功するまでの期間、彼らが実際に関わって来た唯一の存在で、色々あったことについて話すことができる限られた人だからかもしれません。私たち全員、人間関係が崩れるのを共に経験し、お互い助け合いました」と説明した。

　44歳のマシューは、「私たちは現在、今までで一番長い結婚生活を送っているようなものです。つまり、私たち3人は他の誰よりも長く一緒にいるのです。他の人たち、周囲の人たち、友人、元妻など、これまでに私たちが置いていったとは言いたくはないですが、たくさんの人が現れ去って行きました。でも、私たち3人は、時間が経過するにつれ、人生におけるすべての実際の情報を知っている唯一の存在になったのです」と続けた。

　これまで8枚のスタジオ・アルバム（そのうち5枚が米ビルボード・ロック・アルバム・チャート“Top Rock Albums”でトップ5にランクイン）をリリースしてきたミューズは、8月26日に最新アルバム『ウィル・オブ・ザ・ピープル』をリリースした。

　同アルバムのリリースに先立って、「ウォント・スタンド・ダウン」、「コンプライアンス」、タイトル曲の「ウィル・オブ・ザ・ピープル」、「キル・オア・ビー・キルド」の4枚のシングルが先行リリースされた。5枚目のシングル「ユー・メイク・ミー・フィール・ライク・イッツ・ハロウィーン」はアルバムと同時に公開された。