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2022年6月27日、セレーナ・ゴメスが自身のドラマ・シリーズ『マーダーズ・イン・ビルディング』シーズン2のレッド・カーペット・インタビューで、数日前にSNSに投稿した女性のリプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する権利)に関する自身のスタンスについて聞かれると、一歩も引かない姿勢を示した。
米最高裁が「ロー対ウェイド裁判」の判決を覆し、50年近く続いた女性の中絶への権利に終止符を打った日(6月24日)に、セレーナは熱のこもったメッセージを投稿した。このことについて米誌バラエティから尋ねられた29歳の彼女は、女性の健康管理のための戦いにハリウッドが貢献するには何ができるかをすぐに答えた。
彼女は、「投票することです。男性にも……男性もこの問題に対して立ち上がり、発言してもらわなければなりません。あまりにも多くの女性が傷ついています。とにかく私は不満ですし、この状況を変えるために私たちの力でできることを全てやれたらと思っています」と述べた。
セレーナのツイートには、医療サービス非営利組織プランド・ペアレントフッドの中絶関連リソースのウェブサイトへのリンクが含まれており、彼女は、「憲法で定められた権利が剥奪されるのを見るのは恐ろしいことです。女性は自分の身体で何をしたいかを選択する権利を持つべきです。ただそれだけです」と綴り、「安全で合法的な中絶にアクセスする手段を持たない人たちがどうなってしまうのか懸念しています」とも書いていた。
彼女は5月に、マイリー・サイラス、カミラ・カベロ、オリヴィア・ロドリゴ、アリアナ・グランデ、ショーン・メンデス、メーガン・ザ・スタリオン、ホールジーなどと連名で、プランド・ペアレントフッドの#BansOffOurBodiesキャンペーンを支持する声明を出した。
「ロー対ウェイド」判決を覆す米最高裁の判決文の前代未聞のリークを受けて、米紙ニューヨーク・タイムズに掲載された声明の文章には、「我々はアーティストだ。クリエイターだ。ストーリーテラーだ。我々は力を発揮し始めた新しい世代だ。今、我々はその力を奪われようとしている。我々は後戻りしない、そして、引き下がらない」と記載されていた。
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