ザ・キッド・ラロイ、TikTokで“最後の過ち”はスクーター・ブラウンと明かす

　現地時間2022年4月13日、最新シングル「Thousand Miles」をプロモーション中のザ・キッド・ラロイが、ファンに楽曲の歌詞に合わせて、“最後の過ち”を共有するようTikTokで呼びかけた。

　彼が投稿した動画には、“Mistake”という歌詞の後に有名音楽マネジャーのスクーター・ブラウンの写真が3枚映し出される。彼が本気なのかどうかファンを困惑させた動画には、「これが冗談なのか本気なのか、わからない」というコメントが多数書き込まれた。

　ザ・キッド・ラロイは、2021年6月にブラウンが創設したマネージメント会社SB Projectsと契約し、同年9月にアダム・レーバーのRebel Managementに移籍した。移籍前、彼はブラウンのクライアントであるジャスティン・ビーバーとコラボ曲「ステイ」をリリースし、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で自身初の1位を獲得した。

　ザ・キッド・ラロイの最新TikTokは、彼の“最後の過ち”がブラウンと決別したことなのか、あるいはそもそも彼と一緒に仕事をしたことなのかという憶測を呼んだ。一部のテイラー・スウィフトのファンは後者だと推測し、ブラウンに対するテイラーの公的な反対運動にザ・キッド・ラロイが加わったと提案した。あるファンは、「テイラー・スウィフトのチームへようこそ」とコメント欄に書き込んだ。

　一方ブラウンは、ザ・キッド・ラロイに関する米ビルボード誌10月号のカバー・ストーリーの中で、「ラロイは素晴らしいアーティストで、彼と彼の家族の幸せを願っている」と優しい言葉だけを残した。「共に過ごした短い時間の中で、歴史的な快挙を成し遂げたことを誇りに思います。いつも彼を応援していますし、彼もそれをわかっています」と当時彼は述べていた。

　米ビルボードは、ブラウンのチームに今回のTikTokに関してコメントを求めたが回答はまだ得られていない。ザ・キッド・ラロイのニュー・シングル「Thousand Miles」は4月22日にリリースされる。