ザ・ビートルズの最も近くにいたカメラマンの写真集『アーリー・リヴァプール』

　マイク・マッカートニー（マイク・マクギア）撮影による写真集『アーリー・リヴァプール』が完成した。

　ポールの2つ違いの弟で、ポールと共にリヴァプールで青春時代を過ごしたマイクは、ザ・ビートルズにとって最も近くにいたカメラマンでもあった。写真集には、ジョンとポールの2人がデビュー前、ポールの自宅でギターを弾きながら「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」を仕上げる瞬間が捉えられているほか、少年期の家族写真、キャバーンに出演していた頃のザ・ビートルズ、マイク自ら参加したグループ、スキャッフォード等々の写真とイラストが1冊にまとめられている。また、1958年、初めてカラーで撮られたクオリーメン時代の3人やポールのソロ作品『ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード～裏庭の混沌と創造』のジャケットにも使われた裏庭写真など、リヴァプールの風景と共に未公開写真も掲載されている。表紙のシルエットは、ハンブルグ巡業時代にマイクが宣伝ポスターとして作ったエルヴィスを真似てポーズをとるジョン・レノン。

　写真集の出版元は、これまでもジョージやリンゴの公認本を出版しているジェネシス・パブリケーションズ。国内ではシンコー・ミュージックの直販サイトから入手することができる。

◎書籍情報
『アーリー・リヴァプール（コレクター・エディション）』
77,000円（tax in.）
※全世界1650部限定（シリアルナンバー入）

『アーリー・リヴァプール（デラックス・エディション）』
132,000円（tax in.）
※全世界350部限定（シリアル・ナンバー入）

https://www.musiclifeclub.com/news/20220301_06.html

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