ピンク・フロイド、『驚異』再発盤より「コンフォタブリー・ナム」新旧比較映像が解禁

　デビュー55周年を記念した第一弾リリースとなるピンク・フロイドの『驚異（RESTORED ＆ RE-EDITED）』より、「コンフォタブリー・ナム」のレストア（修復）、リ・エディット（再編集）される前後の新旧比較映像が解禁された。2006年に発売されたDVDとは編集及びクオリティが全く異なることがわかる映像になっている。

　「コンフォタブリー・ナム」は名盤『ザ・ウォール』（1979年作品）収録曲で、1994年のピンク・フロイドのラスト・ツアーでは毎回アンコールで披露されたハイライトの一つだ。デヴィッド・ギルモアのむせび泣くギターのフレーズにあわせて、7色のレーザー光線とともに史上最大のステージ全体が眩い光の渦となり、大円形スクリーン自体も動き出す。そして、突如巨大ミラーボールが出現し会場中を照らし出し、更にはミラーボールが割れて花びらのように開き、すべてを光で埋め尽くす、あまりにも美しい究極の大団円となっている。ピンク・フロイドがデビューの頃から試みてきた「サウンドとヴィジュアルの融合」の最終形ともいえる瞬間を体感することができる。

◎リリース情報
アルバム『驚異（RESTORED ＆ RE-EDITED）』
2022/2/18 RELEASE
【デラックス 2Blu-rayバージョン】SIXP46-7 / 9,900円（tax incl.）
【デラックス2DVDバージョン】SIBP286-7 / 8,800円（tax incl.）
https://sonymusicjapan.lnk.to/PF_pulse

Photo: Dimo Safari © Pink Floyd Music (1987) Ltd