トラヴィス・スコット、2023年の【コーチェラ】出演を求める嘆願書をファンが開始

　トラヴィス・スコットの【コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アート・フェスティバル2023】出演を求めるため、彼のファンが結束したことがわかった。

　スコットのファンであるジェームズ・コナーズは、同フェスティバルに対し、スコットが来年のヘッドライナーを務めるか、もしくは今年のカニエ・ウェストのステージにゲスト出演することを認めるようChange.orgで嘆願書を立ち上げた。

　嘆願書には、「【コーチェラ】がハリー・スタイルズのためにトラヴィス・スコットを不当に（ヘッドライナーから）外したため、彼らは直ちにスコットを再度ブッキングする必要がある」と説明されている。この嘆願書には、現在およそ5,000人が署名している。

　昨年11月5日に米ヒューストンで開催されたスコットのフェスティバル【アストロワールド・フェスティバル】で10人の死者と多数の負傷者が出たことを受け、先月Change.orgの嘆願書により、スコットは【コーチェラ2022】のラインナップから外された。嘆願書は、同フェスティバル主催者であるゴールデンヴォイス、AEG、そしてフェスティバルの共同創設者であるポール・トレットに対し、スコットが「重大な過失と人命に対する思いやりの完全な欠如」を示したとして彼の降板を強く要求し、63,000人以上が署名した。

　スコットは2020年の【コーチェラ】のヘッドライナーとして、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、フランク・オーシャンとともに発表されたが、新型コロナウイルスのためフェスティバルは2年連続中止となった。昨年8月、フェスの共同創設者ポール・トレットのインタビューで、フランク・オーシャンは2023年に出演することが明かされた。

　そして、今月ハリー・スタイルズ、ビリー・アイリッシュ、カニエ・ウェストが今年のヘッドライナーに決定したことが明らかになった。同フェスティバルは、4月15日～17日と4月22日～24日に米カリフォルニア州インディオにあるエンパイアー・ポロ・グラウンドで開催される。