エミネムが、エクササイズ・プラットフォームPelotonの“アーティスト・シリーズ”と契約した最新のミュージシャンになった。2022年1月28日より、Peloton初のボクシング専用アーティスト・シリーズにログインすると、彼の全カタログに合わせてシャドーボクシングができるようになる。また、このコラボレーションを発表したリリースによると、ボクシングのクラス・シリーズのプレミアの際、このプラットフォームでのデビューとなるエミネム本人をゲストに迎える。
1月25日に彼は、「“蝶のように舞い、俺は蜂のように刺す”(Float like a butterfly, I’m gonna sting like a bee.)Pelotonで1月28日公開。アプリを入手しろ」とツイートした。添付されている映像には、『カミカゼ』に収録されている「グレイテスト」に合わせてシャドーボクシングをする鍛え抜かれた男女の姿が映っている。
エミネムがボクシングでPelotonとコラボするのは納得のいく話だ。彼は一時、アントワーン・フークア監督のボクシング映画『サウスポー』(最終的にジェイク・ギレンホールが主演)に、妻に先立たれ、娘の親権を失って落ちぶれていくボクサー役で出演する予定だった。結局音楽に集中するため出演はしなかったものの、彼はこの映画のサウンドトラックをエグゼクティブ・プロデュースし、「Phenomenal」という楽曲を提供している。
コラボレーションを発表したPelotonのプレス・リリースには、「1月28日、私たちは歴史的な偉業を成し遂げます!連続3ラウンドのライブ・ボクシング・クラスに参加しよう。そして初めてエミネムに合わせて挑戦しよう。一晩中」と記載されている。
このシリーズの開始日には、一夜限りの特別なボクシング・イベントが開催される。会員は、複数のタイムゾーンにまたがって参加し、3つのライブ・ボクシング・クラスのいずれかにログインすることが可能で、後にアーカイブをオンデマンドで視聴することもできる。
Pelotonでは、最近故デヴィッド・ボウイやテイラー・スウィフトの楽曲を使用したコレクションも本格展開している。