【ビルボード】King Gnu「一途」初のストリーミング首位　レコ大受賞のDa-iCE「CITRUS」が好調

　2022年1月5日公開（集計期間：2021年12月27日～2022年1月2日）のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、King Gnuの「一途」が初の首位を獲得した。

　『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌である「一途」は、2021年12月10日に配信がスタートし、12月15日付で22位に初登場した。その後4位、3位と好調に推移し、チャートイン4週目を迎えた当週、ついにトップへ躍り出た。再生回数は前週比112%となる9,696,001回を記録している。12月24日から映画が公開され、29日にはCDも発売と、当週は話題性がピークに達したタイミングだった。さらにKing Gnuは、同映画のエンディング・テーマ「逆夢」が4位に。映画公開と同日となる12月24日に配信開始され、前週45位で初登場し、当週は最初の1週間フル集計を迎え、大きくジャンプアップした。

　続く2位は優里の「ベテルギウス」で、これで5週連続の順位維持となった。そして3位には、前週3連覇を達成したAimerの「残響散歌」がエントリー。再生回数は前週比84%の7,542,992回で、多少数字を減らしているが、1月12日にはCD発売を控え、同曲をオープニング・テーマに起用しているアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』の放送も続いているため、巻き返しはじゅうぶん可能だろう。

　前週24位から当週14位に上がったAwesome City Clubの「勿忘」、前週27位から当週16位に上がった藤井 風「きらり」など、当週は『NHK紅白歌合戦』をはじめとする年末の音楽番組によるチャート・アクションの活性化が見られる。『第63回輝く！日本レコード大賞』の大賞に選ばれたDa-iCEの「CITRUS」は、再生回数を前週比136%の4,570,818回まで伸ばし、前週32位から当週18位に上昇した。

◎【Streaming Songs】トップ10
1位「一途」King Gnu（9,696,001回再生）
2位「ベテルギウス」優里（8,268,063回再生）
3位「残響散歌」Aimer（7,542,992回再生）
4位「逆夢」King Gnu（7,523,105回再生）
5位「なんでもないよ、」マカロニえんぴつ（6,843,242回再生）
6位「ドライフラワー」優里（6,489,641回再生）
7位「水平線」back number（6,441,575回再生）
8位「怪物」YOASOBI（5,667,610回再生）
9位「Butter」BTS（5,556,221回再生）
10位「Cry Baby」Official髭男dism（5,480,425回再生）

※（）内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“HOT 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合があります。