マイリー・サイラス、グラディス・ナイトの替え歌でピート・デヴィッドソンの新たなロマンスをイジる

　マイリー・サイラスとコメディアンのピート・デヴィッドソンが、大晦日特番『Miley’s New Year’s Eve Party』のプロモーションのため、2021年12月10日に放送された米TV番組『ザ・トゥナイト・ショー』に出演した。

　トーク・コーナーで二人は、ピートが演者とライターを務めている米国民的コント番組『サタデー・ナイト・ライブ』（SNL）で知り合った経緯や、仲良くなったあとにノリで一緒に入れたお揃いのタトゥーについて話したり、キム・カーダシアンとのロマンスを報じられているピートをマイリーがからかったりと、ホストのジミー・ファロンと多くのジョークを交えながら軽妙なやりとりを繰り広げた。

　マイリーは、ハウス・バンドのザ・ルーツの演奏で、グラディス・ナイト＆ザ・ピップスの「It Should Have Been Me」の替え歌を披露し、ピートとキムの関係をイジった。原曲は、元恋人の結婚式で“（あなたの相手は）私だったはずなのに”と未練を歌っている内容だが、マイリーはこの歌詞を、「私だったはずなのに/ピート・デヴィッドソン、私にこんな仕打ちをするなんて/私だったはずなのに/あの素敵なレストランを去るランボルギーニに乗るのは/（でも）私はスタテン・アイランドで映画を観るのよ」などと替えつつ、情感たっぷりに歌い上げた。

　彼女はさらに歌いながら移動し、ジミーの机に腰かけてピートに片足を乗せ、「ベイビー、“マイリーの大晦日”に私にこんな仕打ちをするなんて/私だったはずなのに/（特番の）タイトルに自分の名前がないことを不思議に思っていたんでしょ」などと続けた。

　アリアナ・グランデの元婚約者としても注目されたことがある28歳のピートは、11月初旬に出身地であるスタテン・アイランドで、カニエ・ウェストと離婚申請中の41歳のキム・カーダシアンと一緒にいるところを目撃されていた。二人はハロウィーンにもナッツベリー・ファームで手をつないでいるところを激写されており、交際を否定していない。

　番組の冒頭でマイリーとピートは、“we babies”と書かれたお揃いのタトゥーの由来について説明した。ピートが、「（マイリーと）SNLのコントで、ラップをする赤ちゃん、“トラップ・ベイビーズ”を演じたんだ。僕がSNLに持ち込んだ数多くの素晴らしいアイデアの一つだね」とジョークを飛ばすと、マイリーは、「うちらの最終的なの言い訳が……ラリー（・デヴィッド）が、“どうなっているんだ？”と尋ねると、“We babies（赤ちゃんだから）”って答えたんだ」と続けた。2018年に放送されたこのコントについて彼女は、「そして何故かお互いに顔を見合わせて、“これいいタトゥーになるね”って言ったんだよね」と説明している。

　タトゥーのアイデアが出ると、ピートはすぐに馴染みのタトゥー・アーティストをSNLのスタジオに呼び、二人はお揃いで“we babies”と入れたものの、「僕は除去しちゃったけど、君はまだ入れてるんだよね」と、彼は衝撃の事実を明かしている。マイリーはピートがタトゥーを除去している様子をスマートウォーターのコマーシャルを見て知ったと述べているが、彼女のくるぶしにはまだ件のタトゥーが残っている。

　お互いの母親同士も顔見知りという家族ぐるみの付き合いがある二人のカウントダウン特番『Miley’s New Year’s Eve Party』は、大晦日に米NBCでマイアミから全米に生放送される。