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ザ・モンキーズのメンバーとして活躍したマイク・ネスミスが、2021年12月10日に死去した。享年78歳だった。
ネスミスのソングライターとしての才能を、過去50年半の間、彼の隣でステージに立っていたメンバーのミッキー・ドレンツが称賛している。彼は数年前にネスミスと一緒に【The Monkees Present the Mike & Micky Show】としてツアーを行い、今年初めにはアルバム『Dolenz Sings Nesmith』をリリースしている。
ドレンツは、「ネスは昔から素晴らしいソングライターだよ」と述べ、「彼は評価されるべきだ。最初から信じられないような曲を書いていた。ほかの多くのカントリー・エレクトリック・ロック・アーティストよりもずっと先を行っていた。この種のサウンドでは、彼の方がずっと先を行っていたんだ。60年代にああいったことをしていたけれど、シンガー・ソングライターとして、これまであまり評価されてこなかったように思う」と語っていた。
もちろん、ネスミスが生前全く評価されなかったわけではなく、一例としてリンダ・ロンシュタットのバンド、ストーン・ポニーズに「悲しきロック・ビート」(原題:Different Drum)という大ヒット曲を提供したこともあった。ザ・モンキーズ以外に15枚のアルバムをリリースしている彼は、一般のファンが思っている以上に優れた作品を残している。
米ビルボード編集部が、あまり知られていないネスミスのソングライターとしての才能を示す、ベスト12曲を紹介している。
◎米ビルボードが選ぶ、マイク・ネスミスによる楽曲ベスト12(順不同)
「Mary, Mary」(1966年)
「悲しきロック・ビート/Different Drum」(1967年)
「Sweet Young Thing」(1966年)
「Sunny Girlfriend」(1967年)
「Listen to the Band」(1969年)
「Circle Sky」(1968年)
「Propinquity」(1970年)
「Joanne」(1970年)
「Silver Moon」(1970年)
「Marie’s Theme」(1974年)
「Cruisin’」(1979年)
「I Know What I Know」(2016年)
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