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ザ・ウィークエンド&ポスト・マローン初コラボ、マライアの今年のクリスマス曲は、ドレイク再び首位返り咲き:今週の洋楽まとめニュース

 今週の洋楽まとめニュースは、ザ・ウィークエンドとポスト・マローンに関する話題から。現地時間2021年11月2日、ザ・ウィークエンドとポスト・マローンが、それぞれのインスタグラムに、二人の初のコラボレーションとなる新曲のティーザーを投稿した。約7秒のティーザーでは、ザ・ウィークエンドとポスト・マローンがポップなシンセサイザーのビートに合わせて、掛け合うように歌う様子を聞くことができる。そして、この楽曲は「ワン・ライト・ナウ」として11月5日にリリースされた。今回の新曲で、ザ・ウィークエンドとポスト・マローンは初めて共演することになる。リリースされた新曲のプロデューサーには、ポスト・マローン、カミラ・カベロ、DJスネークなどの楽曲のプロデューサーとして活躍するルイス・ベルやブライアン・リー、さらにセレーナ・ゴメスやリンキン・パークの楽曲に参加しているアンドリュー・ボルーキーを迎えている。またウクライナのミュージック・ビデオ・ディレクター、タヌ・ムイノが監督を務めたミュージック・ビデオが近日中に公開予定となっている。

ザ・ウィークエンド&ポスト・マローン、初のコラボ曲のティーザー公開
ポスト・マローン、ザ・ウィークエンドとの豪華コラボ曲「ワン・ライト・ナウ」解禁

 10月31日の午後、カニエ・ウェストが久しぶりに【サンデー・サービス】を開催した。会場は一般に明かさなかったが、屋上と思われる開放的な場所で行われ、TrillerとFite TVのアプリにて10ドル(約1,100円)でライブ配信された。先日、法廷に名前をYe(イェ)に変更したカニエがファンのためにライブ配信を行うのは、今年8月の最新アルバム『Donda』リリース以来となった。この日、カニエとサンデー・サービス・クワイアはお揃いの白いローブを纏っており、カニエの背後のクワイアの一員としてジャスティン・ビーバーやロディ・リッチの姿も確認できた。約1時間に及ぶ公演は、まるで参加者や視聴者の心を浄化するかのような、「24」の心地よいパフォーマンスで締めくくられ、カニエは終了と同時にステージを去っていった。元々は、カニエとサンデー・サービス・クワイアによるゴスペル・アルバム『ジーザス・イズ・キング』時代に立ち上げられた【サンデー・サービス】だが、新たな時代に突入した今後もどうやら引き続き開催されていくようだ。

カニエ・ウェストの【サンデー・サービス】がハロウィンに開催、ジャスティン・ビーバー/ロディ・リッチら参加

 11月3日、マライア・キャリーが、カリードとカーク・フランクリンをフィーチャーした新たなホリデー・バラード「Fall in Love at Christmas」の音源を一部公開した。マライアは、楽曲が背景で流れる約25秒のティーザーの中で、煌びやかな赤のドレスを纏い、自身を含む参加アーティストたちの幼い頃のキュートな写真がフィーチャーされたシングルのアートワークをカメラに見せながら「ハイ、皆さん。私の新曲“Fall in Love at Christmas”を聴いてもらえることにとても興奮しています」と話している。3人のヴォーカルが高鳴るオーケストレーションに合わせて見事なハーモニーを奏で、マライアのトレードマークである超高音が披露される中、彼女は「この曲を気に入ってくれることを願っています、私は夢中です」と続け、「アウトロを聴くまで、曲が終わったと思わないでください」と曲を最後の最後まで聴いてほしいと話した。「Fall in Love at Christmas」は、現地時間11月5日にリリースされている。

マライア・キャリー、カリード&カーク・フランクリンとコラボした最新クリスマス曲を一部公開

 さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、アデルの「イージー・オン・ミー」が2週目の首位をキープした。先週、主要各チャートで様々な記録を塗り替えて1位にジャンプアップした「イージー・オン・ミー」は、売り上げが69%減少の23,100まで落ち込み、デジタル・ソング・セールス・チャートでは1位から3位に順位を下げたが、ストリーミング・ソング・チャートでは3,180万回(41%減少)を記録して同1位を、エアプレイ・チャートでも6,150万回(4%減少)と好記録を維持して4位を、それぞれキープした。前週と比較すると数字は大きく減少しているが、週間チャートの平均値からみるといずれも高く、特にエアプレイは登場2週目としては異例の記録を打ち出している。先週のエアプレイ・チャートでは、全フォーマットによるランキングに改正された1998年12月以降、初登場の順位としては歴代最高位となる4位にデビューした。先週の11位から9位にTOP10入りしたのは、ドージャ・キャットの「ニード・トゥ・ノウ」。1,320万回(2%減少)を記録して、ストリーミング・チャートでも10位にTOP10をキープし、4,410万回(14%増加)を記録してエアプレイ・チャートでは14位から12位に上昇した。

【米ビルボード・ソング・チャート】アデル首位キープ、ドージャ・キャット「ニード・トゥ・ノウ」TOP10入り

 そしてアルバム・チャートでは、ドレイクの 『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』がトップに返り咲き、通算5週目の首位を獲得した。先週、ヤング・サグの新作『パンク』が1位に初登場したことで2位にダウンした『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』だが、ストリーミングが依然として強く、今週再び首位に復帰した。その『パンク』は、初週から62%減少の34,000までユニット数を落とし、今週7位に急落している。続いて2位は、先週の8位からモーガン・ウォレンの『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』がランクアップした。順位は大きく上昇したが、週間ユニットは先週とほぼ横ばいの42,000で、全体数が低いことを物語る。8位にはラナ・デル・レイの新作『ブルー・バニスターズ』が初登場。初動ユニットは33,000で、そのうちアルバム・セールスが19,000、アルバム・ストリーミングは14,000(1,860万回)だった。本作は、今年の3月に発表した『ケムトレイルズ・オーヴァー・ザ・カントリー・クラブ』からわずか7か月でリリースした8枚目のスタジオ・アルバムで、『ボーン・トゥ・ダイ:ザ・パラダイス・エディション』(2012年)を含む8作目のTOP10入りを果たした。

【米ビルボード・アルバム・チャート】ドレイク『CLB』首位返り咲き、ラナ・デル・レイ/エルトン・ジョンTOP10デビュー

 

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