メルヴィンズ、キャリアを網羅した36曲入りのアコーステック集『ファイヴ・レッグド・ドッグ』発売へ

　メルヴィンズが、アコースティック・アルバム『Five Legged Dog』を2021年10月15日にIpecac Recordingsよりリリースする。1987年のアルバム『Gluey Porch Treatments』から2017年のアルバム『A Walk With Love & Death』まで、このプロジェクトの為にバンドはキャリア網羅した36曲を新たにレコーディングし、2CDにコンパイルした。

　また、『ファイヴ・レッグド・ドッグ』には、レッド・クロスの「Charlie」（シングル『Escape From LA』のリミテッド・エディションより）、タートルズの「Outside Chance」（シングル『Slithering Slaughter』より）、ローリング・ストーンズの「Sway」、ブレイニアックの「Flypaper」、フレッド・ニールの「Everybody’s Talking」（ハリー・ニルソンにより人気に）等、影響力のあるバンドのレアなカヴァーも収録。更に、バットホール・サーファーズのジェフ・ピンカスが、「Don’t Forget to Breathe」と「Everybody’s Talking」の2曲に、ヴォーカルとバンジョーで参加している。

　メルヴィンズはモダン・ミュージックにおいて最も影響力のあるバンドの1つだ。ヴォーカル/ギターのバズ・オズボーンによって1983年（ドラマーのデイル・クローヴァーは翌年加入）に米ワシントン州モンテサーノで結成されたバンドは、パンク・ロックとヘヴィー・ミュージックの世界をグランジとして統合したことで知られる。

　40年近くの歴史の中で、30を超えるオリジナル・アルバム、数多くのライブ・アルバム、シングル/レアリティーズのコンピレーション等々をリリース。バンドは絶えず変化しており、現在はオズボーン、クローヴァー、スティーヴン・マクドナルド（レッド・クロス / OFF!）のトリオだ。これまでのラインナップには、ビッグ・ビジネスのメンバー、ジャレド・ウォーレンとコーディー・ウィリスにオズボーンとクローヴァー加えたヴァージョン、現在のトリオにバットホール・サーファーズのジェフ・ピンカスをフィーチャーした4ピース、オズボーンとクローヴァーにトレヴァー・ダン（ミスター・バングル他）を加えたメルヴィンズ・ライト等が存在する。

◎リリース情報
アルバム『ファイヴ・レッグド・ドッグ』
2021/10/20 RELEASE
IPC238CDJ / 2,800円（plus tax）