リゾ、新型コロナ対策のフリースタイルを披露「私を見かけたら、6フィート離れて」

　現地時間2021年7月27日、リゾが自身のインスタグラムに約7分のPSA（公共広告）の動画を投稿し、彼女の母を新型コロナウイルスから守るため、ファンに6フィート以内に近づかないで欲しいと訴えた。全米で新型コロナウイルスのデルタ株の感染が拡大しているため、悪く思わないで欲しいと願いながら、近づかないで欲しいと説明した。

　リゾは、「あなたが誰であろうと構いません。とても親切な人だろうが、ワクチン接種者であろうが、関係ありません」と動画で述べた。「たとえ、4回ワクチン接種を完了していてもです。私を見かけたら、6フィート離れてください。新型コロナウイルスが再び流行しています。そして人々は社会的距離を保つことにとてもずさんになっています」と続けた。そして、彼女は真剣に取り組んでいることを表すように、小型のスプレーを取り出し、近づきすぎた人にはそれを使うと約束した。

　「あなただからではないのです。私なのです」とリゾは言い、「私は感染したくないし、感じたくもありません。私が新型コロナウイルスに感染しようとしているように思いますか？」と問いかけた。米国の感染症専門家であるアンソニー・ファウチによると、米国では新型コロナウイルスの感染者が過去2週間で1.7倍に急増しており、ワクチン接種が完了している割合が国民の半数以下のため、デルタ株が国内新規感染者の80％以上を占めているという。

　リゾは「“彼女は有名人で、自分が全てなんだ”なんて思わないで。そんな戯言ではありません」と失礼な態度を取ることを恐れていないようだ。「私が自分をどう思っているかわかる？健康よ。私が自分をどう思っているかわかる？新型コロナウイルス陰性。私が自分をどう思っているかわかる？ビタミンDとビタミンCが豊富。私が自分をどう思っているかわかる？家族や友人、そして同僚やチームにとって安全なの。これが私が考える自分です」と説明した。

　つまり、街中でリゾを見かけても、抱きついたり、握手をしたり、頬にキスをしたいと思っても、やめておいた方が良さそうだ。「私は、再度感染が拡大するこのウイルスに感染したくないのです」とリゾは主張した。「本当にすぐそこまで来ています。本当にすぐ近くまで。私はそんなことはしません。無礼だと思われるでしょう。私は親切ですよ。言っていることわかりますよね？このウィルスが、私をこのように行動させるのです。意地悪になります」と述べ、リゾは財布を握りしめ、ポケットにいれたスプレーを再び取り出して噴射した。

　リゾは、ファンも同じように気を付け、マスクを着用するよう呼びかけ、彼らを愛しているとメッセージを送った。「この問題が解決され、この変異種が何なのか、誰に影響を与えるのかわかるまで、安全でいてください。私は失礼なことを言っているのではなく、母を守ろうとしているのです」と締めくくり、テーブルを叩きながらフリースタイルも披露した。

　2019年に大ヒットした『コズ・アイ・ラヴ・ユー』リリース以来、リゾはフル・アルバムを発表していないが、最後に「たくさんのエキサイティングなことを準備しています。待っていてください」と約束した。