2021年7月21日公開（集計期間：2021年7月12日～7月18日）の“JAPAN Heatseekers Songs”は、P丸様。「シル・ヴ・プレジデント」が首位を獲得した。
「シル・ヴ・プレジデント」は、当週ストリーミング82位、動画再生14位、カラオケ50位と3指標でトップ100入り。ストリーミングと動画再生は前週の順位を下回ったが、カラオケは5週連続で順位を伸ばし、総合では3週連続で首位の座をキープした。
またP丸様。は、13位に「メンタルチェンソー」が初登場。同曲は「シル・ヴ・プレジデント」も収録されているアルバム『Sunny!!』の収録曲で、ボカロPのかいりきベアが作詞・作曲・アレンジを手がけた。TikTokでは本曲を踊りながら“みんなに言われた偏見”を紹介する遊びがミーム化しており、2021年7月9日公開（集計期間：2021年6月28日～2021年7月4日）のTikTok週間楽曲ランキングでは、5位をマークしている。
当週は「メンタルチェンソー」の他にも、初登場曲が5曲チャートイン。TAKU INOUE＆星街すいせい「3時12分」は、ラジオ6位、ダウンロード37位、ツイート57位をマークし、2位にデビュー。本曲は、DAOKOや『アイドルマスター』シリーズへの楽曲提供・サウンドプロデュースで知られるTAKU INOUEのメジャーデビュー曲で、ボーカルにはVTuber・星街すいせいが起用されている。
そして4位には、A_o「BLUE SOULS」が初のトップ20入り。A_oは、BiSHのアイナ・ジ・エンドとROTH BART BARONの三船雅也によるユニット。同曲は4月よりポカリスエットのCMソングとしてオンエアされ、注目を集めていた。CMの新バージョン公開に併せて、7月7日より楽曲のフルサイズの配信がスタート。当週はラジオ10位、ダウンロード53位をそれぞれマークした。
さらに15位には、TikTokでオリジナル曲やカバー曲の弾き語りを発表している『ユイカ』の「好きだから。」が初チャートイン。また18位には、美術作家やフォトグラファーなどマルチに活動するシンガーソングライター・さらさの「ネイルの島」、20位には3ピースロックバンド・the shes goneの「ラベンダー」がそれぞれ初登場を果たした。
◎Billboard JAPAN Heatseekers Songs
（集計期間：2021年7月12日～7月18日）
1位「シル・ヴ・プレジデント」P丸様。
2位「3時12分」TAKU INOUE＆星街すいせい
3位「Our Style」WILYWNKA ＆ ブラストラックス
4位「BLUE SOULS」A_o
5位「What’s peace？」神風司
6位「Answer」幾田りら
7位「10月無口な君を忘れる」あたらよ
8位「WAVEBODY feat. LEX ＆ OZworld」JP THE WAVY
9位「分かってないよ」WurtS
10位「TEENAGE VIBE feat. Tohji」kZm
11位「Half of Me」DYGL
12位「KING」Kanaria
13位「メンタルチェンソー」P丸様。
14位「Next Level」aespa
15位「好きだから。」『ユイカ』
16位「BUDS MONTAGE」舐達麻, BADSAIKUSH, DELTA9KID ＆ G-PLANTS
17位「シナモン」手越祐也
18位「ネイルの島」さらさ
19位「あかるいみらい」Mom
20位「ラベンダー」the shes gone
※【JAPAN Heatseekers Songs】とは
Billboard JAPAN HOT 100を構成するデータのうち、ラジオ、ダウンロード、ストリーミング、週間動画再生数を集計し、その中から急上昇中のアーティストを抽出したチャート。
＜主な抽出ルール＞
・当週を含む3週連続、Billboard JAPANの総合ソング・チャート＜HOT 100＞で1指標でも300位圏内にチャートインした楽曲
・Heatseekersにチャートイン後、＜HOT 100＞のトップ20および＜HOT ALBUMS＞のトップ10以内に入ったアーティストは除く
・直近6か月（26週）中4か月相当（17週）以上20位以内にチャートインしたアーティストは除く など