新型コロナウイルスの影響で延期となっていたルイ・トムリンソンのワールド・ツアーの新日程が発表された。
ツアーの北米日程は、2022年2月1日に米テキサス州ダラスのサウス・サイド・ボールルームにてキックオフする。その後3月23日のアイスランド公演からヨーロッパ日程が行われ、ルイの地元である英ドンカスターにて4月23日に終演を迎える。7月20日から29日にはオーストラリア・ツアーが予定されており、南アメリカとアジアでの日程は今後発表される。
新日程の発表とともに、ルイは「最後にもう一度トライしてみよう!僕のワールド・ツアーの全日程は2022年に延期となります。その日程の第一弾を発表することができて興奮しています。もうすぐみんなに会えるのが待ちきれません。とても特別なものになりそうです!」というメッセージを公開しており、続けて「長らく待ったけれど、このツアーは最高なものになる予定です。楽しみです!」と投稿している。
ルイにとって初となるワールド・ツアーは、デビュー・ソロ・アルバム『ウォールズ』の発売に伴い、2020年に行われる予定だった。2020年1月にリリースされた今作には、亡き母へ捧げる「Two of Us」をはじめ、「We Made It」、「Kill My Mind」、「Don’t Let It Break Your Heart」などが収録されている。アルバムは全英4位、全米9位を獲得した。
ワン・ダイレクションのメンバーとして、1億枚以上のレコード・セールスを誇るルイだが、ソロ楽曲のストリーミング再生回数は10億回以上を突破している。彼は「まるで新人アーティストのようだよ」と述べ、「一人で活動することに慣れながら、自分の直感を信じ、自分がやりたいことできるようにするためには時間がかかった。ソングライター、シンガーとして、これまでで最も自信を持てていて、最も成熟している気がする。もちろん成功したいけれど、大切なのは自分の音楽が自分自身とファンにとって意味のあるものかということなんだ。これが優先事項。それ以外のことに関しては様子を見ながらという感じだね」と話していた。