ビリー・アイリッシュ、新曲「Happier Than Ever」のティーザー映像公開

　現地時間2021年4月26日、ビリー・アイリッシュが新曲「Happier Than Ever」のティーザーを自身のSNSで公開した。

　約一週間前、意味深な笑顔を浮かべる写真に「何かが起こるよ」とキャプションし、新曲のリリースが近いことを示唆していたビリーは、「Happier Than Ever」と題された楽曲の15秒のティーザー映像を新たに公開。優しいギターのメロディが流れる中、プラチナ・ブロンドのビリーが同系色のソファーに座る後ろ姿が映っており、カメラがゆっくりとズームインしていくと、ビリーは振り返りカメラを見つめている。

　この曲は、今年2月に配信された彼女のドキュメンタリー映画『ビリー・アイリッシュ： 世界は少しぼやけている』にも登場していた。その中で、ビリーは兄でコラボレーターのフィニアスとともに「Happier Than Ever」を歌い、そのコンセプトを説明していた。ビリーは「相手がやった具体的なことじゃなくて、相手と一緒にいて自分自身がハッピーじゃないという曲だと思っていた。説明もできない感じ」とフィニアスに伝え、楽曲の「Wish I could explain it better/ Wish it wasn’t true」（もっとうまく説明できたらいいのに/本当じゃなければいいのに）という詞を歌っている。

　この曲が、ビリーのデビュー作『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー？』に次ぐ新作からの最新シングルになるか、詳細はまだわかっていない。ビリーは今年すでに2曲発表しており、1曲目はロザリアとタッグを組んだスペイン語コラボ曲「Lo Vas A Olvidar」で米HBOの人気ドラマ『ユーフォリア』に起用された。もう1曲は、ドキュメンタリーの配信に合わせてリリースした「ilomilo」のライブ・バージョンとなっている。

　昨年9月、フィニアスは豪ヘラルド・サン紙とのインタビューで、ビリーの新作が“ワクチン・アルバム”になると述べ、「街中でみんなが踊れるようなアルバム」になると明かしていた。