マライア/J・ティンバーレイク/ケイティ/U2など、バイデン米大統領＆ハリス米副大統領の就任を祝う

　現地時間2021年1月20日、ジョー・バイデン米大統領とカマラ・ハリス米副大統領の就任を多くのアーティストが祝った。
 
　クリッシー・テイゲンは、レディー・ガガ、ジェニファー・ロペス、そしてガース・ブルックスの就任式でのパフォーマンスに喜ばずにはいなれない様子で、20日夜に予定されている特別番組『セレブレーティング・アメリカ』に出演予定のジャスティン・ティンバーレイクはハリス副大統領とミシェル・オバマ前大統領夫人が拳を突き合わせる動画に「THIS（これだよ）」とコメントをつけて投稿。またケイティ・ペリーは、ハリス副大統領が「私が今日ここにいるのは、先人の女性たちのおかげです」とキャプションした、女性の社会進出の歴史的な瞬間を収めた動画の投稿に、ハートマークを添えてリツイートした。
 
　マライア・キャリーは、旧約聖書から「夜はよもすがら泣き悲しんでも、朝と共に喜びがくる」という言葉を引用して喜びのあまり涙を流し、「米国と世界のために祈りを捧げる」と投稿した。そしてミッシー・エリオットは「4 My People」のダンス動画を投稿して今の気持ちを表現し、ベット・ミドラーはやっと「再び呼吸」ができるとツイートした。パール・ジャムは、厳戒態勢での就任式に関係者以外が立ち入りできない代わりとしてナショナル・モールに並べられた20万本ものアメリカ国旗と州旗の写真に「アメリカ合衆国」とキャプションを付けて投稿した。
 
　また、アイルランド出身のU2のボノは「アイルランド人として、米国はただの国ではなく、全世界が関わっている思想であると信じてきた。自由の女神はこの4年間酷い目に遭った。しかし今日、二人の新しい指導者に自由の女神の聖火が移るのを見ていると、その炎は明るく燃えている。彼らは新しい道を切り開きながら、海を落ち着かせるでしょう。ジョー・バイデンは、このような危険な時代に必要なのは、イェイツ（アイルランドの詩人・劇作家）の冷徹な情熱の概念だと理解しています」と述べた。同じくアイルランド出身のナイル・ホーランは、緊迫していた状況が落ち着いたことを「気温が摂氏100度まで下がりました」と表現し、米国史に残る歴史的な日に感嘆した。