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ジョージ・クルーニー「30秒でまぶたが凍った」――リアリティを求め極寒の地で行われた監督作『ミッドナイト・スカイ』

 ジョージ・クルーニーが監督・製作・主演を務めるNetflix映画『ミッドナイト・スカイ』が2020年12月23日よりNetflixで独占配信される。

 『ゼロ・グラビティ』や『オーシャンズ』シリーズで知られるジョージは、滅亡の危機にある地球と広大な宇宙を舞台に描く本作で、北極に残り続ける孤独な科学者オーガスティンを演じる。ジョージはリアリティ溢れる映像で観る人の没入感を高めるべく、マイナス30度近くで暴風が吹き荒れるなか、「1分間撮影するのも困難」と語るほどの土地で過酷な撮影を行ったことが、本人の証言から判明した。

 超大作に出演する一方、監督を務めた『グッドナイト&グッドラック』が【アカデミー賞】で<監督賞>にノミネートされるなど、役者・製作者の両面で高い評価を得ているジョージは、本作で目指したことについて、「観る人が没入できるように、限りなく本物に近い映画を目指したんだ」とリアリティへのこだわりを打ち明けた。地球に残るオーガスティンは、ある日、地球の惨状を知らずに帰還しようとする宇宙船の存在を知り、交信を通じて地球の状況を伝えるべく、極寒の地を奔走することとなる。そんな過酷なサバイバルをより現実味たっぷりに描くべく、地球最果てのアイスランドを撮影地に選んだジョージは、「500mほどもある崖から転落する恐れがあるような場所だった。マイナス30度ほどの寒さで、台風並みの猛吹雪が吹き荒れていたから、1分撮影するのが限界だったよ。30秒でまぶたが凍って開かなくなるんだ」と驚愕の撮影エピソードを告白。撮影監督を務めたマーティン・ルーエも「実際に大嵐に遭ったり、たどり着くのが難しい氷河の上で撮影をしたりもした。まるで本当に自分たちがサバイバルをしているような感覚だったね」と、撮影のプロですらも苦戦した環境であったことを打ち明けた。

 過酷な撮影を成し遂げたジョージは「専門家を沢山呼んで、しっかり万全の注意を払いながら、アイスランドで撮影することを決めたのは作品的に成功だったし、すごく見応えのある映像になったと思うよ」と自信を覗かせている。監督としても経験豊富なジョージがこだわり抜いて撮影したシーンは見どころだ。果たしてオーガスティンは宇宙船の面々を救うことはできるのか? オーガスティンが地球に残り続ける衝撃の理由も明かされる。

◎作品情報
Netflix映画『ミッドナイト・スカイ』
2020年12月23日(水)よりNetflixで独占配信
監督:ジョージ・クルーニー
出演:ジョージ・クルーニー、フェリシティ・ジョーンズ、カイル・チャンドラー、デミアン・ビチル、デヴィッド・オイェロウォほか

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