米国のジョー・バイデン次期大統領の勝利を喜ぶ人々が、全米各地の通りで踊る様子を捉えた映像がSNSに溢れかえった。万単位でリツイート/いいねされたものの中には、現地時間の2020年11月7日に選挙結果が判明したあと、米ロサンゼルスのガソリンスタンドに集まった人々が、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス/All I Want For Christmas」に合わせて歓喜している動画があり、マライア本人の目にも止まった。
この動画を引用リツイートした彼女は、「昨夜私たちも祝っていたところ、これを見ました!歓喜と幸せの気持ちを、これを見ながら皆さんと分かち合っています!」と喜びつつも、「これまでで一番華やかなクリスマスを過ごせるよう、安全でいることを忘れないでほしいと思います」と、年末の本格的なホリデー・シーズンに向けて健康に過ごしてほしいとやんわり注意喚起をした。
シンガー・ソングライターのサラ・バレリスも同じ動画を、「Sweetest joy(すてきすぎる歓喜)」とだけ添えてリツイートしている。
また、デミ・ロヴァートは、人々が同じガソリンスタンドと見られる場所で、ケリー・クラークソンの「Since U Been Gone」を歌いながら喜んでいる別の動画を、爆笑の絵文字だけを添えてリツイートしている。集まった人々は踊りながら、「あんたがいなくなってから/初めて息ができた/もう前に進むよ/あんたのおかげで/欲しいものが手に入る」、「あんたはチャンスがあったのに無駄にした/去る者は日々に疎し/黙って、もううんざり」などと嬉々として歌っている。