9月5日はクイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーの誕生日。高い歌唱力と表現力による圧倒的なパフォーマンスでクイーンを世界的成功へと導いたフレディは、1991年11月24日にHIVの合併症により45歳という若さでこの世を去った。
2018年に公開された伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』の爆発的ヒットにより、フレディの才能と波乱の人生に再びスポットライトが当たると同時に、サウンドトラックや楽曲「ボヘミアン・ラプソディ」が世界各国のチャートで上位入りを果たすなど、世界のエンタメ界を席巻したのは記憶に新しい。
デビュー当時から特別高い人気を誇った日本では、これまで多数のクイーンの楽曲がTV-CMやドラマ主題歌に使用されてきたが、今年7月からは新たに「ドント・ストップ・ミー・ナウ」（1978年）が東海道新幹線・新型車両『N700S』のTV-CM曲としてオンエア中だ。同曲はクイーンの7枚目のアルバムとなる『ジャズ』（1978年）の収録曲で、翌79年1月にシングルとしてリリース。発売当時は大ヒットには至っていないが、その後、世界中で多数の映画やドラマ、CMなどに起用されたことにより、今ではクイーンを代表する人気ナンバーのひとつとなっている。