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ジェイコブ・コリアー、本邦初のオーケストラ公演を開催&インタビューも公開に!

Jacob Collier (okmusic UP's)

“ワンマン・オーケストラ”というべき驚異のパフォーマンスで世界を席巻したジェイコブ・コリアーが、シンフォニック・ジャズ・オーケストラとともに本邦初のスペシャルステージ『ジェイコブ・コリアー with ブルーノート東京シンフォニック・ジャズ・オーケストラ』を開催する。

10月08日(月・祝)に東京・すみだトリフォニーホールで開催される本公演。オーケストラメンバーは、エリック・ミヤシロ指揮のブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラを核として、弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器も加えた50余名にわたる壮大な編成だ。チケットは9月1日(土)10時より販売スタートとなるので、これまで以上に雄大なスケールで広がるジェイコブの世界をぜひ体感してほしい。

また、ジェイコブが本公演への意気込み語ったインタビューも公開となったので、こちらも要チェック!

インシー・ジョーンズやハービー・ハンコック、パット・メセニー、チック・コリア、ジェイミー・カラムなど、錚々たるアーティストたちからも賞賛を受ける天才ジェイコブ・コリアー。ロンドンの音楽一家に生まれ、2011年から多重録音のアカペラ&楽器演奏による動画を配信し数百万単位のViewを獲得。グラミー2部門に輝く『イン・マイ・ルーム』『ピュア・イマジネーション ~ヒット・カヴァーズ・コレクション~』の2作品はいずれもベスト・セラーを記録している。
『ジェイコブ・コリアー with ブルーノート東京シンフォニック・ ジャズ・オーケストラ』

10月08日(月・祝) 東京・すみだトリフォニーホール

<メンバー>

Jacob Collier(vo,p,others tba):ジェイコブ・コリアー(ヴォーカル、ピアノ、他楽器未定)

Suzie Collier(1st vln):スージー・コリアー(1stヴァイオリン)

Eric Miyashiro(conductor):エリック・ミヤシロ(コンダクター)

※TBA:他メンバー未定

<チケット>

S席¥8,800(税込)

A席¥7,800(税込)

※一般発売:9月01日(土)10:00~

■ぴあ:https://goo.gl/SU74ou

■ローソン:https://goo.gl/StKja2

■イープラス:https://goo.gl/wrHZ5R

■イベント公式サイト:https://goo.gl/D29PH9
【ジェイコブ・コリアー インタビュー】 若き天才が語る オーケストラ公演への意欲

マルチ奏者で多重録音の奇才ジェイコブ・コリアーは、いまオーケストラとの共演を通してさらなる進化を遂げている! 初披露となるブルーノート東京シンフォニック・ジャズ・オーケストラとの演奏、日本公演への意欲を語ってくれた。

──音楽家一家で育ったあなたにとって、クラシック音楽はどのような存在ですか?

「幼い頃から母が自宅で演奏するバイオリンやレコードを聴き、クラシックを歌うようになりました。母は王立音楽アカデミーで指揮者をしているので、彼女が指揮するオーケストラもよく聴きに行きました。そこで聴いたバッハの『ブランデンブルク協奏曲第3番』は、僕が初めて心を強く揺さぶられた楽曲で、生演奏を体験することの大切さを学びました。クラシック音楽は、僕が初めて覚えた音楽という言語。オーケストラと共演することは、まるで家族と演奏するような感覚です。今回母もバイオリン奏者として来日するので、こうして家族で実際に演奏できることを嬉しく思っています」

──すべて一人で演奏するスタイルを得意とされていますが、オーケストラとの共演の際に意識していることはなんですか?

「ソロの時はピアノからベース、ギター、ドラム、そして歌と、いろんな楽器を演奏しますが、オーケストラとの共演は一つの楽器に集中できるので、実はリラックスできるんです。コンサートはオーディエンスと一緒に作るものですから、指揮者とのコミュニケーションも重要です。指揮者はオーケストラを、僕はオーディエンスをまとめあげ、両者が会話をしながら会場を一体化するわけです。リハーサルが必須ですから、今まで演奏してきた楽曲でも常に新しい発見があります。オーケストラ公演は回を重ねるたびに、どんどん面白く感じているので、東京公演も今からとても楽しみです」

──演奏する楽器はどのように選ぶのですか?

「ピアノが主役の時もあれば、ギターが主役の時もあるので、楽曲によって演奏する楽器を変えたり、歌にシフトしたりしています。そして主役は僕ではなく、オーケストラであるべき時もありますから、そんな時、僕は彼らの演奏に耳を傾けたり、オーディエンスのみなさんを盛り上げたりしています。それは、とても有意義な時間だと思っています」

──ブルーノート東京シンフォニック・ジャズ・オーケストラとの共演にあたりどのような準備をしていますか?

「このコンサートのお話を頂いた際に、彼らの音源をチェックしたのですが、どれも素晴らしい演奏で間違いなく面白いコンサートになると確信しました。僕はステージに様々な楽器を置き、いつも音楽制作をしている自分の部屋のような設定をするので、今回初めて演奏する会場で、初共演となるオーケストラと共に、どんな空間作りができるのかも楽しみです。また、日本のファンのみなさんが喜んでくださる曲を、この公演のためだけに演奏できたらと考えています! どの楽曲にするのかは、オーケストラのみなさんと直接電話で話して決めたいと思っています」

取材:mari* Kimura

mari* Kimura プロフィール:ジャイルス・ピーターソンが設立したラジオ局WORLDWIDE FM (worldwidefm.net)のシニア・プロデューサー/編成/DJ。担当番組 “oto nova Japan(音の波)”では日本発の音源や世界を舞台に活躍する日本人アーティストを紹介。 J-WAVEやNHK をはじめ日本のラジオ局でもレポートや番組コーディネートを担当。ロンドンを拠点に日本と世界を音楽で繋いでいる。

https://www.instagram.com/marinx611/

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