現地時間2018年5月25日と26日、ディズニーのアニメーション映画『美女と野獣』のライブ公演がロサンゼルスのハリウッド・ボウルで開催される。映画が会場の巨大スクリーンで上映される中、生オーケストラによる演奏と、オールスター・キャストによるパフォーマンスが披露される予定だ。
配役はズーイー・デシャネルがベル、アンソニー・エヴァンスが野獣、ケルシー・グラマーがルミエール、テイ・ディグスがガストン、レベル・ウィルソンがル・フウ、ジェーン・クラコウスキーがポット夫人となっており、それぞれが表題曲や「ひとりぼっちの晩餐会/Be Our Guest」、「ひそかな夢/Evermore」などの劇中歌をステージで披露する。会場では家族で楽しめるような仮装コンテストやユニークな撮影会なども予定されている。
マイケル・コサリンによる指揮のもと、フル・オーケストラと合唱団が映画のフルスコアを演奏する他、16歳のピアニスト、エミリー・ベアによる1948年のディズニー短編アニメーション映画『バンブル・ブギー』のライブ公演も行われる。
主演のデシャネルは声明で、「子どもの頃大好きだった“美女と野獣”を、伝説的なハリウッド・ボウルでのスペシャル・コンサートで演じるなんて夢が叶ったみたいです。魅力的なイベントになるだろうと確信していますし、楽しみにしています」とコメントしている。
コンサート・ディレクターのリチャード・クラフトは、以前同会場で行われた『リトル・マーメイド』や『夢のチョコレート工場/Willy Wonka and the Chocolate Factory』のライブ公演を手掛けた演出家だ。彼は『美女と野獣』の公演について、「我々は映画、ライブ音楽、歌手、ダンサー、デジタル・プロジェクション、エフェクト、そしてスペシャル・ゲスト・アーティストを混ぜ合わせ、オリジナルの映画へのオマージュになると共にライブでしか味わえない何かを提供するイベントを作り上げます」と抱負を語っている。