X


『RED BULL MUSIC FESTIVAL』大盛況のうちに終了!

11月4日@『RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2017 - SOUND JUNCTION』 Photo by Yusuke Kashiwazaki/Red Bull Content Pool (okmusic UP's)

11月4日(土)に開催されたライブイベント『RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2017 – SOUND JUNCTION』。ステージが4方向に設置され、そのそれぞれに個性的な音楽性で支持を得るKICK THE CAN CREW、水曜日のカンパネラ、中田ヤスタカ、Nulbarichの4組のアーティストとシークレットゲストとして加山雄三が登場。そして、観客はそれらのステージに囲まれた状態で彼らの楽曲を楽しむという、今までにないスタイルでライブを繰り広げた。

第一部の最初のアーティストには水曜日のカンパネラが登場。まるで“交差点”のように天井のLEDパネルがラインとなって舞台・観客エリアを照らす中、最初の楽曲「ゴッホ Remix」にて会場全体を彼女らしい雰囲気に染め上げた。途中、観客エリアに降りて“ほぼゼロ距離”のパフォーマンスを行う演出も見られ、その臨場感に観客の盛り上がりは最高潮に達した。人気曲の「一休さん」、「ウランちゃん」を含む全6曲を披露した。今回のライブの醍醐味のひとつはノンストップでの音楽演奏。水曜日のカンパネラの最後の演奏曲が終わり、彼女への拍手が鳴り響くや否や、真後ろのステージからKICK THE CAN CREWが登場。観客はまるで交差点を渡るように彼らのステージ前まで大移動。ステージ転換無し・タイムラグ無しの“音楽交差点”は観客の興奮をあおった。KICK THE CAN CREWは水曜日のカンパネラからバトンを受け取り、14年ぶりの新曲「千%」をスタート。結成20周年の2017年、本格的に再始動した彼らの歌声に合わせ、観客は手を大きく振り、会場を揺らした。代表曲「マルシェ」、「sayonara sayonara」、「アンバランス」など全7曲を披露した。3組目のアーティストにはNulbarichが登場。彼らは今回出演している4組のアーティストの中で唯一のバンド編成。今までの2組とは雰囲気の異なるバンド演奏に観客は盛り上がった。人気曲「Follow Me」や「NEW ERA」などを披露し、ラストの出演者である中田ヤスタカにバトンを渡した。第一部のトリを飾る中田ヤスタカが登場すると、1曲目「Source of Light」から会場は一気に最高潮に。続く「NANIMONO(feat.米津玄師)」や「Love Don’t Lie(Ultra Music Festival Anthem)( feat.ROSII)」で観客は手拍子やジャンプなど、思い思いに音楽を楽しみ、会場は熱気に包まれた。音楽に合わせたステージのLED照明やスモーク演出が一層雰囲気を盛り上げ、ラストに今回の『RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2017 – SOUND JUNCTION』のテーマソングでもある「Give You More」を披露した。

第二部では日本の音楽に焦点をあて「日本のポップスカバー/アレンジ曲」を各アーティストが特別に披露した。会場内の期待が高まる中、最初に登場したのは、水曜日のカンパネラ。誰もが知る加山雄三の名曲、「海 その愛」をアカペラで歌い始め観客を魅了。そしてなんと、曲の途中でコムアイの呼び込みにより、シークレットゲストである加山雄三が登場すると、会場からはどよめきと大歓声が上がった。そしてそのままの流れで、加山雄三が真っ赤なエレキギターを構えると、会場からはさらなるどよめきが起こり、大興奮に包まれた。続いて登場したNulbarichと「Black Sand Beach」でギターセッションを繰り広げ、その流れでNulbarichはアーバンな雰囲気でアレンジした「あなたに会えてよかった」をしっとりと歌い上げた。続いて登場した中田ヤスタカは、自身がプロデュースを手掛けているきゃりーぱみゅぱみゅの「ファッションモンスター」を大胆にアレンジしたマッシュアップを披露。そして大トリには、KICK THE CAN CREWが登場し、11月8日に初めての配信リリースが決定した、入手困難な幻のシングル「クリスマス・イブRap」を披露し、誰もが知る名曲で会場は少し早いクリスマス気分となった。

フィナーレにはアーティスト全員がそれぞれのステージに登場し、4方向からアーティストに囲まれる壮観な景色に熱気が冷め止まぬ中、ライブは締めくくられた。また、2017年の12月中旬には本イベントを360°楽しめるVRコンテンツの配信が決定。「RED BULL VR Hub(www.redbull.com/vr)」にて公開を予定しております。楽しみにお待ちください。

photo by Yasuharu Sasaki、Keisuke Kato、Yusuke Kashiwazaki、Suguru Saito/Red Bull Content Pool

音楽ニュースMUSIC NEWS

Vaundy、自身最大規模のアリーナツアー全公演が明らかに

J-POP2024年4月28日

 Vaundyが、2024年11月より開催する【Vaundy one man live ARENA tour 2024-2025】の全公演を発表した。  今回、神戸・神戸ワールド記念ホール、徳島・アスティとくしま、福岡・マリンメッセ福岡 A … 続きを読む

YOASOBI、韓国公演より「群青」ライブ映像を公開

J-POP2024年4月28日

 YOASOBIが、楽曲「群青」のライブ映像を公開した。  今回公開されたのは、2024年4月10日にリリースとなったライブ映像作品集『THE FILM 2』に収録されている、アジアツアー【YOASOBI ASIA TOUR 2023-20 … 続きを読む

TOMORROW X TOGETHER、日本4thシングル『誓い (CHIKAI)』7月リリース

J-POP2024年4月28日

 TOMORROW X TOGETHERが、2024年7月3日に日本4thシングル『誓い (CHIKAI)』をリリースする。  今年デビュー5周年を迎え、7月10日より自身初でK-POPアーティスト史上最速となる日本4大ドームツアー【TOM … 続きを読む

w-inds.、最新曲「Imagination」配信決定

J-POP2024年4月28日

  w-inds.が、5月1日に最新曲「Imagination」の配信を開始することを発表した。   この曲はメンバーの橘慶太によるプロデュースで”いつでも自分たちのライブやイベントの日の事を思い出して日常の糧にしてほしい、どん … 続きを読む

mol-74、ニューAL『Φ』からリードトラック「BACKLIT」MV公開

J-POP2024年4月28日

  mol-74が、ニューアルバム『Φ』からリードトラック「BACKLIT」のミュージックビデオを公開した。   本楽曲は、”過去の自分”と”現在の自分”を比較した事を楽曲にしており、俳優の雪 … 続きを読む