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【超特急】 “愛”を込めて贈られる、ドラマチックな聖夜の記録

写真左下より時計回り、ユースケ、ユーキ、コーイチ、リョウガ、タカシ、カイ、タクヤ (okmusic UP's)

昨年末に東京&神戸で行なわれた超特急のアリーナツアーから、12月24日の国立代々木競技場 第一体育館公演がBlu-ray化。“愛”をテーマにバラエティー豊かに繰り広げられたクリスマスライヴ+メイキングの200分には、ファンたる8号車に向ける7人の誠実な想いがあふれている。
──昨年のクリスマスイブに行なわれた『BULLET TRAIN CHRISTMAS ONEMAN SHOW 2016 愛す。 in Wonder Land』の当日を思い返すといかがですか?
タクヤ
「やっぱり代々木の景色は何度観ても素晴らしかったですね! 2度目なのに新鮮だし、最高の気分だし、代々木に立つたび“超特急をやってて良かった”と心から思えるんです。」
リョウガ
「幕が下りた瞬間、観えた景色に鳥肌が立ちました。ストーリー調の構成だったので、来てくださった方々もライヴにより入り込んで楽しめたのではないかと。」
タカシ
「ひとりでセンターステージからの花道を歩いてる時はソロライヴをしてる気分だったし(笑)、ここで満足せず、もっと大きな花畑のような素敵な景色にしたい、もっといろんな超特急を8号車のみんなに観せたいと感じました。」
ユーキ
「あのドラマチックな登場シーンは注目してほしい! ライヴに対する想いはもちろん、今回は何か新しいことに挑戦しようとしてる姿を観ていただきたいんですよ。」
──雪や氷に似合う動物をモチーフにした斬新な衣装に始まり、殺陣に超特急史上初の撮影タイム等、確かにいろいろな挑戦が盛り込まれていましたよね。
コーイチ
「動物はメンバー自身で決めたんです。カイの胸の狼は大きすぎて“本当にこれでいくのか!?”と驚きましたけど。」
カイ
「でも、それぞれにしか着られないような衣装だったので、その前衛的な姿勢が超特急らしいと僕は感じましたね。」
リョウガ
「殺陣はかなり大変でした…。敵のヴァンパイアたちがかなり強くて! メイキングにはその練習の様子が収録されているのでぜひチェックしてください。」
ユーキ
「そのメイキング映像では、リョウガがナレーションをしてるんですよ。メンバーの中で一番声がいいし。おかげでライヴ制作の過程だったり、本番前日の過ごし方をメンバー視点で観られるから、すごくリアルな映像になってます。」
ユースケ
「ナレーションのリョウガは保育園の先生みたいな声だよね(笑)。「Yell」の撮影タイムは、ペンライトの灯りの代わりにスマホがいっぱいで不思議な気持ちでした。」
カイ
「僕、観に来ていた友人があとからムービーを送ってくれて、すごく嬉しかったですね。」
タカシ
「他にも7人が男女に分かれてのミニドラマ映像があったりするので、ワンダーランド感や非現実的な世界をお家でも堪能できる作品になったと思います。」
──リハーサル映像では苦戦していたトロッコからの大移動も、本番では無事に間に合って良かったです(笑)。
ユースケ
「2階からペンライトのイルミネーションを観ることができて大満足だったんですけど、その後の大移動がハラハラドキドキで。でも、その心拍数の追い上げも気持ち良かったです。」
コーイチ
「そのせいか、次の「バッタマン」がスーパーハイで! あの瞬間はステージ全体にすごい空気が流れてた。」
タクヤ
「みんなで大爆発して、素で楽しんでいるところが最高! 映像で観てもとにかくみんなの表情が良くて、今までで一番楽しい「バッタマン」でした。あとは、「Snow break」でのダンサーひとりひとりの表現、ヴォーカルの気持ちが剥き出しになっているところにも感動しましたね。」
──映像を観て、他に改めて発見したことってありますか?
リョウガ
「「LIBIDO」でカイがあんなダンスをして、ずっとセクシーな顔をしていること。世界観が素晴らしいです。」
カイ
「かなり異質な曲だから中途半端じゃなく、全力でやる中でカッコ良さを見出すようなイメージなんだよね。だから、確かに曲の世界観には入り込んでいるかな。」
ユーキ
「僕も映像制作や照明にも携わった「Beasty Spider」では世界観にどっぷり浸かってましたね。あと、「Always you」はとても感謝の気持ちが入りました。」
タカシ
「メンバーもすごくいい顔をしていて、僕も日々の感謝を忘れずに楽しく過ごしていきたいなと思えましたね。その気持ちを8号車に届けたいと考えた結果、今回は手紙にして渡すことにしたんですよ。」
──ええ。来場者のひとりひとりに手書きのラブレターを用意していたのには感動しました。
タクヤ
「何かかたちに残ることをしたかったんです。おかげで8号車のひとりひとりと、心でつながることができたように感じましたね。ラストの「Clap Our Hands!」でサビ前に僕が言った感謝の言葉も、その場で自然に口に出たものなんですよ。」
ユースケ
「今回のライヴは“愛”がテーマで、手紙を書くのが今、僕たちにできる最大限の愛の伝え方だったんです。なので、あの手紙たちには“超特急でいさせてくれてありがとう”という想いを込めました。特に2016年は“支えられた”という想いが強かったので、それを今度は自分が届けたいという気持ちから、MCでは涙が込み上げてきてしまって…。」
コーイチ
「いろいろ不安なことの連続だけど“みんながいるよ”という気持ちで、僕はユースケの頭をなでなでしてました(笑)。そんな自分もこの日のために全力でライヴの準備をしていたので、喋っていたら自然と涙があふれてしまって…あまり表には出したくなかったんですけど。」
──いえ、逆にライヴに懸ける想いの熱さが伝わりましたよ。
ユースケ
「うん。緩急があって始まりから終わりまで目が離せない、心が動かされるライヴが今回はできました。僕の誕生日でもある今年のクリスマスイブ、僕たちと一緒にいてくれる8号車さんには最高のライヴを届けます!」
リョウガ
「2017年の夢だった東名阪アリーナツアーが、その日から始まるのが本当に嬉しいですね。ツアータイトルが“the end for beginning”ということで、いったい何が終わるのかはライヴにご乗車してくだされば分かります。超特急初の年を跨いだツアー、2018年はさらなる飛躍のために最高のライヴツアーにしたいですね。」
取材:清水素子
Blu-ray『BULLET TRAIN CHRISTMAS ONEMAN SHOW 2016 愛す。 in Wonder Land』
2017年9月20日発売

SDR

ZXRB-3024 ¥7,500(税込)
『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2017-2018

the end for beginning』
12/24(日) 千葉・幕張メッセイベントホール

12/25(月) 千葉・幕張メッセイベントホール

12/27(水) 神奈川・横浜アリーナ

12/30(土) 愛知・日本ガイシホール

[ 2018年 ]

1/06(土) 大阪・大阪城ホール
超特急
チョウトッキュウ:今話題のメインダンサー&バックヴォーカルグループ。2011年12月25日結成。12年6月にシングル「TRAIN」でインディーズデビュー。17年4月26日にリリースしたCDデビュー5周年記念シングル「超ネバギバDANCE」は初のオリコンウィークリーチャート1位、ビルボードチャートHOT100総合1位を獲得。8月末には、ジャンルの異なるアクトを迎えた初の主催イベント『超フェス』を5日間に渡って敢行。12月から2018年1月にかけて自身最大規模となるアリーナツアーを開催予定。

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