各地域の魅力をMVや楽曲を通して表現し、アーティストの目線を通してより“魅力化”されたご当地の魅力を、ファンを中心に全国、世界各国へと発信するプロジェクト、『Music Meets Japan』が発足した。今回は従来存在した“地方PR動画”等とは一線を画し、地域を舞台にしたアーティストの歌唱と世界観を楽しみながら新たな地域の魅力をMVを通して伝える新手法を開発。今後は各自治体や企業などでの活用を目指していくとのことだ。
第1弾としてシンガーソングライターの井上苑子がエンターテイメントとのコラボレーションを積極的に実施している佐賀県と一緒に、新曲「なみだ」のMVを制作。楽曲にあったロケ地を探す過程で、佐賀県・吉野ヶ里歴史公園で毎年12月に開催されるライトアップイベント『吉野ヶ里 光の響』を知り、佐賀県の全面協力のもと500個のロウソクが入った色とりどりの紙灯籠に囲まれて撮影が行われた。
そのほかにも、唐津、嬉野温泉等、全編佐賀県での撮影となっており、歌唱と井上の作品の世界観を通じて佐賀の魅力を新たに発見できる映像作品として、動画公開後に多くの話題を呼んでいる。
今後『Music Meets Japan』プロジェクトは、MV以外にも楽曲やライヴ等で地方自治体と組み、魅力を発信していくとのことだ。
「なみだ」MV
https://www.youtube.com/watch?v=5olfPbvixzQ