X


QOTSA、マーク・ロンソンをプロデューサーに迎えた新作が完成

 【FUJI ROCK FESTIVAL ’17】への出演も話題のクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジがマーク・ロンソンをプロデューサーに迎えた4年ぶり待望の最新アルバム『ヴィランズ』を2017年8月25日に世界同時リリースする。

 ここ数日の間に、公式サイトのデザインが一新され、新作の完成を匂わせるティーザー動画を公開していたクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ。昨日には、フロントマンのジョシュ・ホーミが、嘘発見器にかけられながら、新作に関する質問に答えていくというユニークな動画が公開され、新曲の一部と共に、アルバム・タイトルや、アデル、エイミー・ワインハウス、ブルーノ・マーズ、レディー・ガガ、ポール・マッカートニーらを手掛ける、マーク・ロンソンがプロデューサーに起用されたことが明かされていたが、本日正式に、4年ぶり7枚目となる待望の新作『ヴィランズ』のリリースを発表。合わせて新曲「The Way You Used To Do」が公開された。

 米ビルボード・アルバム・チャートで1位を獲得した前作『…Like Clockwork』以来、4年振りとなる本作には、マーク・ロンソンの他、共同プロデューサーに、長年のパートナーで【グラミー賞】プロデューサーのマーク・ランキン、そしてレコーディング・エンジニアには、<Creation Records>全盛期のマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、ライド、スワーヴドライヴァーらの作品に関わり、アークティック・モンキーズやフー・ファイターズも手がけるアラン・モウルダーという鉄壁の布陣を迎えている。

 『ヴィランズ』国内盤(スリーヴケース付)には歌詞対訳と解説書が封入され、スペシャル・フォーマットとして数量限定のオリジナルTシャツ付セットの販売される。またiTunesでアルバムを予約すると公開された新曲「The Way You Used To Do」がいちはやくダウンロードできる。

 なお、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは、【FUJI ROCK FESTIVAL ’17】初日のホワイト・ステージに登場することも発表されている。

 「アルバムのタイトル、『ヴィランズ』(悪人)には、バンドの政治的なステートメントが込められているのではない。トランプにも、それに付随するあらゆるものにも関係ない。ただ単純に、1)言葉としてファンタスティックで、2)すべての事象に存在する三つの視点(君の視点、俺の視点、そして実際に起こったこと)の一つを表すからだ。すべての人間は、非難し、憤慨する対象を求めている。今も昔もだ。それはコントロール不可能なんだ。唯一コントロールできるとすれば、受け流す決断をすることだけなのさ。」ジョシュ・ホーミ

 「最も重要だったのは、“今俺たちはどう聴こえてるんだ?”ってことを常に問いかけ、その答えを見つけながら、自分たちのサウンドを再定義することだった。最高のファースト・アルバムが作れないヤツは、そこで辞めるべきだ。だが最高のアルバムを一枚作って、その後も作品を出し続けられたとして、サウンドが進化していかないのなら、そんなものは最初のサウンドのパロディーでしかないのさ。」ジョシュ・ホーミ

 「クイーンズは、2000年の夏にサンセットのタワーレコーズで『Rated R』を買って以来、今でもずっと俺の大好きなロックンロールバンドさ。アルバムの制作中、「今俺は、憧れのヒーロー達が、クイーンズ史上最高傑作の一つを作ってるのを目撃してるんだ」って確信した瞬間がいくつもあった。そしてその一部になれるなんて、夢の中にいるような気分だったよ。最高にヘヴィーで、ダークで、素晴らしい夢の中にね。」マーク・ロンソン

 「『…Like Clockwork』での挑戦を乗り越えた後に、また再びスタジオに戻り、新作のための新たなサウンドを追求することにチャレンジできて興奮したよ。特に今回は、ロンソンが制作に関わるっていたからね。俺たちは、オーガニックで、全てが生演奏であることにこだわりながら、現代的な手法でプロダクションを進化させたかった。ベールを脱いだら、エレクトロニック・サウンドだと思ってた音が生音だったり、聴くたびに表情が変わってくようにね。俺たちが作り上げたのは、先進的でありながら、間違いなくクイーンズの音なんだ。」マーク・ランキン

◎「The Way You Used To Do」音源
https://youtu.be/GvyNyFXHj4k

◎Queens of the Stone Age Face the Truth(ティザー映像)
https://youtu.be/nscGRxzH2gg

◎『ヴィランズ』トラックリスト
01. Feet Don’t Fail Me
02. The Way You Used To Do
03. Domesticated Animals
04. Fortress
05. Head Like A Haunted House
06. Un-Reborn Again
07. Hideaway
08. The Evil Has Landed
09. Villains Of Circumstance

◎リリース情報
『ヴィランズ』
クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ
2017/08/25 RELEASE
国内盤CD(スリーヴケース付):解説書/歌詞対訳封入
スペシャル・フォーマット:オリジナルTシャツ付きセット(S/M/L/XL)

音楽ニュースMUSIC NEWS

【SEVENTEEN CAFE 2024】期間限定オープン、オリジナルアイテムや特典なども登場

J-POP2024年5月9日

 SEVENTEENのベストアルバム『17 IS RIGHT HERE』発売を記念したカフェ【SEVENTEEN CAFE 2024】が、東京と大阪に期間限定オープンする。  このカフェでは、ベストアルバム『17 IS RIGHT HERE … 続きを読む

&TEAM、タワレコ渋谷店&ポップアップストアに登場

J-POP2024年5月9日

 &TEAMが、1stシングル『五月雨 (Samidare)』リリース日の2024年5月8日、東京・タワーレコード渋谷店にメンバー全員でサプライズ登場した。  メンバーが登場すると、事前の告知は一切なかったものの、店舗の入り口は超満 … 続きを読む

杉本雄治(ex.WEAVER)のソロプロジェクトONCE、新曲「夢でもし逢えたら」5/15にデジタルリリース決定

J-POP2024年5月9日

 杉本雄治(ex.WEAVER)のソロプロジェクトONCEの2024年第1弾シングル「夢でもし逢えたら」の5月15日デジタルリリースが決定した。  この楽曲は2月に東京・大阪のビルボード公演で初披露したものだ。リリース直後の5月24日にはF … 続きを読む

NOA、2ndアルバム『Primary Colors』よりリード曲「COLORS」配信へ

J-POP2024年5月9日

 5月29日にリリースされるNOAの2ndアルバム『Primary Colors』より、リードトラックとなる「COLORS」が5月17日に配信される。  本アルバムは三原色を意味すると同時に、3か国言語(日本語、英語、韓国語)によって違う“ … 続きを読む

Yaffle & AI & OZworldによる映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』日本版主題歌MVが完成、対照的な世界を繋ぐ

J-POP2024年5月9日

 伊福部昭が作曲した「ゴジラのテーマ」の映画オリジナル音源を公式に初サンプリングした、Yaffle x AI「RISE TOGETHER feat. OZworld」のミュージック・ビデオが5月9日21:00にプレミア公開される。  AIを … 続きを読む