今週の洋楽まとめニュースは、新作リリースの話題から。【SUMMER SONIC 2017】にヘッドライナーとして出演予定のフー・ファイターズが新曲とMVを、ラミ・ジャフィーが正式加入した6人編成でのアーティスト写真と共に公開した。その他には、アーケイド・ファイアが、5thアルバム『エヴリシング・ナウ』のリリースを発表。また、リアム・ギャラガーがソロ・デビュー曲「ウォール・オブ・グラス」のミュージック・ビデオを公開した。更には、ロードが6月16日にリリース予定のアルバム『メロドラマ』からの新曲を発表、ザ・ドラムスも6月16日に通算4作目のアルバムをリリースすることを発表している。今後も新曲＆新作の話題から目を離せない。
【NEW MUSIC】今週リリースされた注目の洋楽ソング(6/2付)～5H/フー・ファイターズ/リアム/プロフェッツ・オブ・レイジ/ロード
アーケイド・ファイア、新曲のMVを公開 ニューALは7/28リリース
フー・ファイターズが新曲を発表、デイヴ監督のMVも公開
ロード、6/2に新曲を発表
ザ・ドラムス、通算4作目のスタジオ・アルバムを6月リリース
続いては、話題のコラボレーションについて。フューチャーとザ・ウィークエンドがコラボした「カミング・アウト・ストロング」のMVがApple Musicで公開された。2人が出演するビデオは廃墟化した地下鉄が舞台となっている。また、ニッキー・ミナージュが新曲でミーゴズのクエヴォとコラボしたと思われる写真をSNSで公開した。ニッキーの新作についての情報は少ないが、デヴィッド・ゲッタ、メジャー・レイザーなどの作品に立て続けにゲスト参加しているようだ。一方で、恋人のザ・ウィークエンドと楽曲でコラボをしているとの噂が立っていたセレーナ・ゴメスは、ラジオ・インタビューでこの噂について完全否定した。
フューチャー＆ザ・ウィークエンド、コラボ・トラックのMVが公開
ニッキー・ミナージュ、新曲でクエヴォとコラボ？
セレーナ・ゴメス、ザ・ウィークエンドとのコラボを否定
さて、今週の米ビルボード・アルバム・チャートは、リンキン・パークの7thアルバム『ワン・モア・ライト』がNo.1デビューを果たした。本作は、2014年リリースの6thアルバム『ザ・ハンティング・パーティー』からおよそ3年ぶり、通算7枚目となるスタジオ・アルバムで、初動11万ユニット数を獲得し、通算5作目(ジェイ・Zとのコラボ・アルバム『コリジョン・コース』を含めると6作目)の全米首位を獲得した。2000年リリースのデビュー・アルバム『ハイブリッド・セオリー』から全てのアルバムがTOP3入りを果たしていて、アメリカのみならず、カナダ・チャートでも通算4作目の1位を獲得している。
【米ビルボード・アルバム・チャート】リンキン・パークが6作目のNo.1獲得、ケンドリックが2位に再浮上
そして、今週の米ビルボード・ソング・チャートは、ルイス・フォンシ＆ダディ・ヤンキーの「デスパシートfeat.ジャスティン・ビーバー」が3週目のNo.1を獲得。原曲のミュージック・ビデオが16億回、ジャスティンが参加したリミックスのオーディオ・ビデオが2億4000万回を突破し、今週もストリーミング、デジタル・セールス共に絶好調だった。上半期ではエド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」(今週5位)が通算12週のNo.1獲得を果たし、ひとり勝ち状態だったが、下半期はこの曲がどこまで追い上げるかで、年間チャートの勝者が決まりそうだ。また、「シェイプ・オブ・ユー」は初登場から20週にわたりTOP5にランクインし続けるという史上初の快挙を達成した。
【米ビルボード・ソング・チャート】J・ビーバー参加の「デスパシート」リミックス3週連続首位、エド・シーランが史上初の快挙
替わって、今週のBillboard JAPAN洋楽チャートは、オースティン・マホーンの「ダーティ・ワーク」が通算13週目の首位をマークし洋楽チャートを制した。2位に浮上した「ホワット・ドゥ・ユー・ミーン？」ジャスティン・ビーバーにわずか20ポイントという僅差で首位をキープしたが、来週も接戦となること間違いなしだ。そして「ダーティ・ワーク」は今週、ブルーノ・マーズ「24K・マジック」とテイラー・スウィフト「シェイク・イット・オフ～気にしてなんかいられないっ!!」が保持する洋楽チャート首位最長記録にタイとなった。来週も1位になれば、記録を更新することとなる。
【ビルボード】オースティン・マホーン、洋楽チャート首位最長記録タイに
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