新生活を始めた人に送るフレッシュな気持ちになれる5曲

2017年4月24日 / 18:00

「Not Afraid」(’10)/Eminem (okmusic UP's)

今月から新たなスタートを切った人の中には、環境、活動、人間関係の変化によって楽しいことが目白押しの反面、少々疲れも出てくる頃ですよね。或いは希望に満ちあふれていた先月までの自分とは裏腹に「こんなはずじゃなかった!」という思いを抱えている人もいるかもしれません。しかしながら、2017年度はまだ始まったばかり! ネガティブにならず、頑張る自分を褒めて励ましましょう。今回は「新生活を始めた人に送るフレッシュな気持ちなれる5曲」をご紹介します。

1. 「Not Afraid」(’10)/Eminem
俯きそうな時、前進するために必要なパワーをくれるのは、ヒップホップモンスターの異名を持つEminemの逸曲「Not Afraid」。7枚目のアルバム『Recovery』のリード曲としてシングルカットされたこの楽曲は、彼自身の人生におけるRecovery(=復活)を遂げるために自分を鼓舞させ、なおかつ周囲をも引っ張っていく強力なエナジーと、並々ならぬ強固な決意とやる気、そして自信があふれまくっています。彼の想いが軽快なラップに乗っかることで、さらにパワフルなメッセージとなって聴き手に伝わってきます。また、自己顕示するだけではなく、聴き手に救いを差し伸べる彼の男気溢れる歌詞に要注目。恐るな、俺たちはともに行く。君はひとりじゃない!

2. 「Beautiful」(’02)/Christina Aguilera
続いて2曲目は、クリスティーナ・アギレラの代名詞とも言える大ヒット曲「Beautiful」。この曲は2004年のグラミー賞にて最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞を受賞し、年間最優秀楽曲賞にもノミネートされました。自己肯定感が低くなった時、この楽曲に触れるとアギレラの美しくやさしさあふれる歌声と、他人を気にすることなく、ありのままの自分を丸ごと受け止め、そして認めることができる自愛の精神が素直に映し出された歌詞には大いに励まされます。また、LGBTの人々のアンセムとして扱われるなど、人の内面の在り方に正しく前向きに目を向けた、多くの人々に支持され続けている偉大な楽曲のひとつです。そう、あなたは美しい!

3. 「Where is the Love?」(’03)/Black Eyed Peas
『SUMMER SONIC』のヘッドライナーとして来日が決定しているBlack Eyed Peasが、約15年前にリリースした3枚目のスタジオアルバム『Elephunk』のリードトラックとして発売したシングル「Where is the Love?」はNY同時多発テロ事件を受けて制作された作品。昨年には難民、警官による黒人射殺などのさまざまな問題を受け、ジャスティン・ティンバーレイクなどの豪華ゲストを迎えて“#WHERESTHELOVE”というタイトルでリメイクし、再発しました。そのMVでは世界を震撼させた幼い子供の亡骸が海岸に漂着した難民問題の写真を起用するなど、時事問題と多くのゲストがウィル・アイアムの語りかけるような静と交差しているのも必見です。自分がコントロールできないものにエネルギーを注ぐのは無駄なこと。心のままに、自分を信じて。

4. 「Harder Better Faster Stronger」(’01)/Daft Punk
何も考えず、ただひたすら仕事に打ち込みたい気分へと自分を持って行きたい時にはフランスの生んだエレクトロ・デュオのDaft Punkの「Harder Better Faster Stronger」(邦題「仕事は終わらない」)が最適です。歌詞は《Work it harder, make it better, do it faster, makes us stronger》の繰り返しで、私たちの毎日も同じことの繰り返し…。しかし、聴いているうちに「働くとはなんぞや?」「学ぶとはなんぞや?」「なぜ一生懸命にやらなければならないの?」「何のために? 誰のために?」など、さまざまな考えが頭に浮かんできて、見失いかけていたものや自分のやるべきことを思い起こさせてもくれる、まさにDaft Punkの深さを見せつけられる一曲です。彼らが敬愛する漫画家・松本零士によるジャケットやMVも必見!

5. 「Beautiful Day」(’00)/U2
U2の原点であるロックへ回帰した楽曲とされ、2001年のグラミー賞では、年間最優秀レコード賞、年間最優秀楽曲賞、最優秀ロックパフォーマンス(デュオ/グループ)賞の3部門を受賞した「Beautiful Day」。《今持っていないものは、今必要のないもの》というフレーズが印象的な歌詞に、ハッとさせられる人も多いのではないでしょうか。隣の芝生が青いとどうこう思うよりも、今頭上に広がる晴天を見上てその美しさに気付くことを呼びかける内容からは“身近にあるチャンスを逃すな”とも受け取れます。友達や身近な人の新生活が羨ましく思えた時、自分のことを卑下するのではなく、まだ気付いていない素敵なもの探しを始めてみてはいかがでしょうか? 人生は案外灯台下暗し!


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