超特急が日本テレビ系情報番組『ZIP!』による恒例のライヴイベント「ZIP!春フェス」に出演した。
超特急は3デイズの初日、3月28日(火)の大トリを務め、発売前の新曲「超ネバギバDANCE」をはじめとするアッパーチューンと、進化した“ダサかっこいい”パフォーマンスで、満員のTOKYO DOME CITY HALLを熱狂させた。
名前がコールされるや客席を埋め尽くすメンバーカラーのペンライトに迎えられ、ライヴの幕開けを飾ったのは「超えてアバンチュール」。昨年10月に発売された最新アルバム『Dramatic Seven』の収録曲ながら、好きなモノへの愛を歌い上げるブッ飛んだパワー感で今や超特急の鉄板ソングとなったナンバーに、初っ端から場内のテンションはMAXへと駆け上がる。加えて、曲中の決め台詞はすべて《ZIP!春フェス!》に差し替えられ、隙あらば“ZIP!”ポーズを差し込んでくるのもさすが!
続く「バッタマン」でも、超特急ファンの呼称である《8号車!》を叫ぶ箇所で、司会を務める桝・尾崎両アナウンサーの名前を叫んだり、ユースケは“スタジオゲストで踊りたい! ZIP愛してる!”と雄叫び。ちなみに、この日の衣装も本フェスのために作った特注品で、それぞれのイメージカラーのパーカーに“ZIP!”の文字が入っていた。昨年に引き続き2度目の出演&初のトリということもあって、素晴らしい気合の入りようだ。
さらに、カイの“超特急らしいカッコいいけど、ちょっとダサいような、が詰まってる曲”というMCに続いて、4月26日にリリースされるデビュー5周年記念シングル「超ネバギバDANCE」まで披露。“一緒に踊れるところがある”と振り付け講座を経てスタートすれば、レトロとモダンを取り交ぜたエレクトロサウンドに静と動のタメの利いたダンス、果てはユーキのバク転と見どころが満載で、“ダサかっこいい”を超越したカッコよさに一瞬も目が離せない。眩い光を投げかけるミラーボールや宇宙空間を映し出す映像との相乗効果も抜群で、時代と空間を超えていくミラクルさに心が躍る。
そして、ヒートアップするばかりのフロアに、これまた盛り上がり必須の鉄板チューン「Burn!」が投下されると、なんと途中で『ZIP!』お馴染みのキャラクター・貝社員のアサリが登場! メンバーも貝のお面を付けてコラボユニット“貝特急”を結成し、共に「Burn!」を《ハイ!ハイ!》の掛け声の代わりに《貝!貝!》で届けるが、曲が終わるとアサリからは“皆さんの会社員の真似、文化祭レベルで楽しかったです!”とキツい一言を贈られていた(笑)。ちなみに、カイはアサリと“ツーカイ”なるコンビを組んで、この日の公演の前説も務めていたとのこと。今後の“ツーカイ”の活動にも期待したい。
最後の「Clap Our Hands!」では、クラップをホールに響かせる満場のオーディエンスに対し、7人全員で曲中に“ありがとう!”と感謝。ライヴ後には以前番組で披露したタカシの森山直太朗、それを顔真似するコーイチに、ユーキ&ユースケのサンシャイン池崎といったモノマネ大会から、「超ネバギバDANCE」のMV&アーティスト写真撮影を行なったロンドンでのお宝写真公開まで! 盛りだくさんの内容にタクヤは“今年も満開の桜が咲きました”と語り、最後はリーダーのリョウガが“僕たち超特急、来年も出演します!”と宣言して、華やかにイベント初日の幕を締めくくった。
【セットリスト】
01.超えてアバンチュール
02.バッタマン
03.超ネバギバDANCE
04.Burn!
05.Clap Our Hands!